外国人実習生の近況(11月の定期巡回にて)

外もすっかり暗くなってしまった夕方、実習生の定期巡回で秋葉原へ行きました。
こちらの会社様では現在ベトナム人実習生が13人働いています。

仕事を終えた実習生が次々と事務所へ集まってきます。
最近は急に寒くなり、みんなしっかりと厚手のジャケットを着ていました。
日本で初めての冬を迎える実習生もいます。雪が見てみたい、という楽しみもあるようです。

13人もいるので毎回賑やかな巡回になります。
仕事の様子を尋ねると、まだ配属になって2ヶ月弱の実習生が「難しいです。」と言っていました。
仕事の専門用語を覚えるために写真を撮ってひらがなで読み方を書いて勉強していました。
慣れるまでは大変かと思いますが、しっかり復習を重ね、頑張ってほしいです。

有休取得についての話もしました。
実習生も日本人職員と同じように、入社して6ヶ月以上経つと年10日の有休が付与されます。
労基法により、付与された日から1年以内に5日間以上の有休を取得する必要があります。
有休は計画的に使うように、また一時帰国等で長期休暇を取りたい場合は早めに相談するように伝えました。
たまにはリフレッシュする事もすごく大切ですよね!

建設分野における技能実習制度について

2020年1月1日以降、建設分野の技能実習生を受け入れ予定の企業様は必見です。

下記は国土交通省から抜粋した文書です。

 

令和元年7月5日、「建設関係職種等に属する作業について外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律施行規則に規定する特定の職種及び作業に特有の事情に鑑みて事業所管大臣が定める基準等(令和元年国土交通省告示第269号)」が公布され、建設キャリアアップシステムへの登録や報酬の安定的な支払い等の義務付け、受入人数枠の設定等を行うこととなりました。
詳細な内容については、「特定の職種及び作業に係る技能実習制度運用要領 ~建設関係職種等の基準について~」をご参照ください。

建設分野の技能実習計画の認定に当たり、以下の基準(1)~(3)を追加し、外国人技能実習機構において審査することとします。なお、施行日以降新規に受け入れる外国人技能実習生に対して適用され、既に受け入れている実習生は、経過措置により本基準の適用外となります。

 

(1)技能実習を行わせる体制の基準(令和2年1月1日施行)
・申請者が建設業法第3条の許可を受けていること
・申請者が建設キャリアアップシステムに登録していること
・技能実習生を建設キャリアアップシステムに登録すること

(2)技能実習生の待遇の基準(令和2年1月1日施行)
・技能実習生に対し、報酬を安定的に支払うこと

(3)技能実習生の数(令和4年4月1日施行)
・技能実習生の数が常勤職員の総数を超えないこと(優良な実習実施者・監理団体(*)は免除)
*企業単独型技能実習:実施者が技能実習法施行規則第15条の基準に適合する者である場合
団体監理型技能実習:実習者が技能実習法施行規則第15条の基準に適合する者であり、かつ、監理団体が一般監理
事業に係る監理許可を受けた者である場合

 

経過措置期限にお気をつけ、基準を満たしてください。

 

 

技能実習生の一時帰国について

技能実習生は基本3年間の実習がベースとなっております。
とはいえ、家庭の都合(親御さんの病気)などの個人的な都合で、一時的に帰国するケースがございます。
この場合について、ご説明します。

一時帰国は、技能実習制度上規定されているものではありません。
しかしながら個人的に戻らないといけないことは想定されており、
一時帰国自体は「可能」です。

その場合は、みなし再入国制度を利用して、帰国することになります。
http://www.immi-moj.go.jp/re-ed/EDcard_leaf_ja.pdf
費用については、実習生自身が負担することも可とされています。(原則、入国と完全な帰国は企業様負担としております。担保措置は監理団体が行います。)

長期間の離日は実習計画に影響を与えますのでご注意ください。

実習生にもいろいろと起きることがあります。

 

技能実習3号実習生の配属

3年間の技能実習を終えて一度帰国したベトナム人実習生3名が技能実習3号として再入国しました。
1名は岩手県盛岡市へ、2名は長野県長野市での実習を行います。

成田空港のゲートにて待ち合わせ。
私は初めて会うので写真を頼りに待っていましたが、無事に合流でき安心しました。
3人とも元気いっぱい!久しぶりの日本が嬉しい様子。
そして、日本語がとても上手!!よく喋る、面白い3人です。

上野駅にて巨大なパンダを発見!

 

盛岡へ向かう1人を上野駅で見送り、私は長野へ同行しました。
長野へ到着してまずはお昼ごはん。久しぶりの日本、「何が食べたい?」と尋ねると、「ラーメン!」との回答。
日本のラーメンはとても美味しい、大好きだとの事です。
わかります、私もラーメンが大好きで、日本のラーメンは世界に誇れる食!だと思います。

 

久しぶりのラーメンはやっぱり美味しい!と嬉しそうな2人。

 

お腹いっぱいで満足した後は、市役所に行き、転入の手続きをしました。
そしていよいよ会社へ向かいます。

タクシーの運転手さんにも慣れた様子で道案内をしてくれます。
ありがたい!

会社では、社員の方、そして後輩が大喜びで2人を迎えてくれました。
2人は仕事の評判も良く、「早く戻ってきてほしい」とみんな心待ちにしていました。
これからまたバリバリ活躍してくれる事でしょう。楽しみですね。

ハノイに面接に行ってきました

ハノイに面接に行ってきました。
今回の職種は溶接と工場板金。溶接は面接の他に実技試験が行なわれました。

今回は全員溶接経験者。慣れた作業ではありますが皆緊張気味。
面接と計算テストを経て、16名中5名が合格となりました。

翌日合格者の1人のお宅を家庭訪問。
ご両親やご家族にも日本に行ったらどんな仕事をするのかを説明。
日本語の勉強を怠けないようお父様からもきつく指導頂きました。

約半年後には日本入国となります。
日本語で挨拶できるよう勉強頑張りましょう!

技能実習生の技能検定(3級)

技能実習法の下で、技能実習生の技能検定随時3級・技能実習評価試験専門級の実技試験の受検が義務化となっています。
3年目の終わりである帰国直前までに受検する必要があります。
弊組合では実技試験だけではなく、卒業試験として学科試験の受検もおすすめしています。
今回受検するのは内装仕上げ施工の3名です。
3人とも日本語が上達してきて、通訳なしでも交流ができるレベルまで上がってきています。
来日当時、評価がよくなかった実習生は、今では一番できていると聞くと本当にびっくりしています。

真剣に試験注意事項を聞いています

 

実技試験を開始する前にまず注意事項を説明します。
1時間後出来上がった成果は下記の図となります。

完成です

非常によくできています。

検定員が採点している合間を使って学科試験に受けます。
試験終了後、検定員より訓示があって終了となりました。
無事に合格できることを祈ります。

外国人技能実習生の日本語力上達のために

先日、担当しているベトナム人実習生からメールが届きました。
「近くに日本語教室があります。行きたいです。」という文章と一緒にHPのURLが添付されていました。

実習生から詳しく話を聞いてみると、無料の日本語教室があると友人から聞いて自分で色々と調べた結果、見つけたとのこと。
HPの問合せページからメールを送ったようですが、先方には届かなかったらしく私たち組合に相談をしてくれました。
日本語を勉強したい、と自分で行動を起こす姿勢に感心したので、本人に代わって、
その日本語教室を開催している団体に連絡を取ってみました。

「月に2回、ボランティアさんが地域に住む外国人を対象に無料で日本語の
勉強会を開いており、いつからでも参加OK」とのこと。
早速実習生にそのことを伝えると、次の休日からすぐに行きたいとの返事。
教室にも参加の連絡をして無事に通うことが決まりました。

今は教科書や問題集だけでなく、インターネットで動画を見ながら日本語を学べるようにも
なりましたが、モチベーションも含め自分一人の勉強では限界もある気がします。

調べてみると、ボランティアが開催している日本語教室は地域にいくつか見つけることができました。
こういったものも活用して日本語力を伸ばして欲しいですね。

働き方改革と技能実習生

日本では働き方改革や労基法関係の変更が進行しておりますが、
実習生には日本の状況がなかなか理解できないようです。

ベトナムからの実習生

巡回のときには、10月の賃金変更や災害の対応方法などを説明しますが、
口頭で説明するよりも、文書を充実させていきたいと思います。

受け入れている企業の方は、
今一度、災害時の連絡方法、当地におけるリスクを確認し、
巡回のときには説明をしてあげてください。
また組合を活用して、文書の翻訳などをお願いいたします。

技能検定試験の様子

真夏の暑い暑い中、技能検定試験が行われました。
試験が近づいてくると、実習生は、会社の方から指導してもらったり、
前に試験を終えた先輩からアドバイスをもらったり、試験に備えて練習を重ねます。

そして本番!

上の写真は、カーペット系床仕上げという作業になります。
丁寧にスピーディに完了し、試験官からも「よく頑張りましたね」とお褒めの言葉を頂きました!

次の写真は、ボード仕上げ工事作業です。
先輩がしっかり練習に付き合ってくれたようで、問題なく完了しました。
屋外での作業だった為、すごく暑かったけど、集中して作業できていました。

皆さんお疲れ様でした!

 

随時3級(専門級)家具製作

3年を終えて、2人はもうすぐ帰国です。
故郷で結婚の予定があるS君はルンルンですが、試験を受けて帰らねばなりません。
実習3号として 再入国をする予定なので、実技合格は必須ですね。
 

『実技試験実施要領』を見たところ(実技問題は事前に検定協会から配布されます)
2人とも「あ、大丈夫、簡単」と自信満々でした。
 
さて試験当日。
刃物を研いで、試験材料の木工も自分たちで作り準備万全です。
サクサクとこなしていく姿は もう職人さん。
 
検定員の方も「これ、自分で研いだの?」と、ピカピカの「のみ」を見て感心していました。
「意外と実技も難しいはずなんだけどなあ」とも。
 

時間内に後片付けも終わり
実習生2人も検定員の方も安堵の様子。
 
キレイに仕上がっていましたよ。
結果はもちろん 2人とも「合格」でした。