外国人技能実習機構(OTIT)が事業概要をまとめたパンフレットを発行しました。
https://www.otit.go.jp/files/user/210831-1.pdf
技能実習制度の概要から仕組み、流れについても図解付きで説明しているので、これから技能実習生を受け入れる企業様や、既に受け入れているが理解を深めたいと考えている職員の方にはちょうど良さそうですね。
なかなか実習生が入国できない今だからこそ、座学の知識を増やして受入れ後に備えておきたいところです。

外国人技能実習機構(OTIT)が事業概要をまとめたパンフレットを発行しました。
https://www.otit.go.jp/files/user/210831-1.pdf
技能実習制度の概要から仕組み、流れについても図解付きで説明しているので、これから技能実習生を受け入れる企業様や、既に受け入れているが理解を深めたいと考えている職員の方にはちょうど良さそうですね。
なかなか実習生が入国できない今だからこそ、座学の知識を増やして受入れ後に備えておきたいところです。
実習生とのコミュニケーションは取れていますか?
コミュニケーション不足によりトラブルが起きてしまったり、日本人社員・パートの方と実習生の間に溝ができてしまうケースは少なくありません。
反対に普段からよく会話をする関係性であれば、問題が起こっても大事になる前に話し合って解決できたり、実習生からの相談、また社員の方からの注意等もしやすくなるので、事前にトラブルを防ぐこともできるでしょう。
ただ実習生の日本語能力にも差があり、いざ会話をしようとしても難しい場合もあります。
実習生が積極的に日本語の勉強をしていくのはもちろんですが、日本人の方も少し工夫をすることで、よりスムーズにコミュニケーションが取れるようになるはずです。簡単にできる3つのアイディアをご紹介します。
①丁寧な形で話す
日本語学校では、実際に会話で使える言葉遣いから優先的に教えるため、いわゆる”タメ口”ではなく、”丁寧な形”の文章から教えることがほとんどです。簡単な例を挙げると「昨日どこ行ったの?」ではなく「昨日どこへ行きましたか?」といった形です。※あくまで”丁寧な形”であり、敬語ではありません。
ですので、日本語が苦手な実習生に話をする際は「~です。」「~ます。」「~ですか。」「~してください。」「~してはいけません。」「~しなければなりません。」というような形にすると、実習生も理解しやすいです。
②専門用語は繰り返し練習
仕事で使う機械や道具、商品の名前等は、特に1年目は繰り返し練習して覚えてもらうことが重要です。その単語を知っているだけで指示が断然理解しやすくなり、また注意等を確実に聞き取れるようにすることで実習生や周囲の方の安全確保にも繋がります。
③チャットアプリを利用する
実習生からの相談や、体調についての確認等、業務時間外の連絡にチャットアプリを利用するのもおすすめです。翻訳機能がついているチャットアプリを利用したり、実習生から母国語でメッセージを送ってもらい自動翻訳する、日本語で送ったメッセージを実習生が母国語に変換して理解する等、スムーズに意思疎通が図れます。チャットアプリは無料のものがほとんどなので、LINEやMessenger、Wechat等共通のアプリを入れて試してみてはいかがでしょうか。
対面でのコミュニケーションをベースにしつつ、便利なものは色々と取り入れていきたいですね。
またビジネスプラザでは各言語に対応したスタッフがお手伝いしますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
間もなく10月。毎年10月には最低賃金が改定になります。
昨年はコロナ禍によりほぼ据え置きとなりましたが、今年は平均で約28円上がります。
外国人を雇う場合であっても、最低賃金を遵守する必要がありますので、各企業の事業所や雇用場所の最低賃金の確認が必要です。
技能実習制度上、最低賃金の上昇に伴う賃金の変更は、強行法規のため、軽微変更届出書は不要とされていますが、雇用契約など労使間の文書確認は行っておいたほうが後々スムーズです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
ベトナム行きの飛行機は、現在もまだ通常便は運航していないため、帰国を希望する実習生は大使館や民間のチャーター便を利用する事になります。
大使館便については希望者も多く、予約が取れるかどうかも確実ではないため、実習生の多くは民間のチャーター便にて帰国をしている状況です。
民間のチャーター便にて帰国する場合、出発前にPCR検査を受けて陰性証明書を取得する必要があり、ベトナムへ到着後は14日間ホテルでの隔離生活となります。費用も高く、隔離期間も長く、帰りたいけど迷いがある実習生も多いようです・・・。
最新情報では、コロナワクチン接種済のベトナム人を対象としたチャーター便が運航するようです。こちらの利用者は隔離期間が7泊8日に短縮となります。9月初旬に初の試みで第一便が運航し、今後も増便されるのではと期待されています。すでに10月にも運航計画が立っているようです。
条件としては、
①ワクチンを2回接種済である事
②2回目を接種してから14日間以上経過している事
③ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)を提出する事
をクリアしなければいけません。
出発前(出発日72時間前以降)のPCR検査については、この便を利用する際にも必要です。検査はRT-PCR形式、採取方式は鼻咽頭ぬぐい、そして英文での陰性証明書(医療機関の印鑑があるもの)を取得しなければいけないので、ご注意を!
また、ベトナムへ到着後に抗体検査が実施されるようです。抗体の確認ができなかった場合には、隔離期間は延長となってしまうことも・・・。
いろいろ細かい決まりがあるので、漏れのないようしっかり確認の上、申し込みをしなければいけませんね。ワクチン接種済で帰国を希望している実習生には、是非とも勧めていきたいと思っています。
※上記は2021年9月9日現在の情報につき、今後は変更になる可能性もあります。
技能実習生手帳とは、技能実習生の日本での実習を支援することを目的として外国人技能実習機構が作成したものです。
技能実習関連法令や相談窓口のほか、日本で生活を送る上で知っておくべき知識等も記載されています。
入国時に紙の手帳で配布されており、携帯しやすい大きさではありますが、実習生は普段外出する際にはあまり持参していないようでした。
その実習生手帳がスマートフォン向けアプリとしてリリースされ、より使いやすくなりました。