2022年 8月 の投稿一覧

水際対策緩和へ-令和4年9月7日より-

これまで、日本へ帰国(入国)する場合はワクチン接種の有無を問わず、全ての入国者に対して、出発前72時間以内のPCR検査の陰性証明書の提示が求められていました。
今回の発表で9月7日以降の帰国(入国)は、3回目のワクチン接種が完了している場合に限り、検査証明書の提示が免除されることになりました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html#section3

有効なワクチン接種証明書は下記です。

【日本国内で発行】日本人の海外渡航からの帰国や技能実習生の一時帰国の際に持参
・日本政府または日本の地方公共団体により発行された接種証明書
⇒ワクチンパスポート(海外渡航用に発行された新型コロナウイルスワクチン接種証明書)
・日本の地方公共団体により発行された接種証明書
⇒住民接種や職域接種などで取得した接種証明書(多くの方はこちらに該当)
・日本の医療機関等により発行された接種記録書
⇒医療従事者の方が接種された際に発行される証明書

【海外で発行】技能実習生など入国する際に持参
・下記4点を満たした接種証明書
①1~3回目に接種したワクチンが下記ワクチンの種類に該当
(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ヤンセン、コバクシン、ノババックス)
②指定されたワクチンを3回接種したことが記載
③政府等の公的な機関で発行された証明書
④5点「氏名、生年月日、ワクチン名又はメーカー、接種日、接種回数」の内容が日本語または英語で記載

今回の緩和に伴い、技能実習生・特定技能のスムーズな入国、現地での採用面接の再開が進みそうですね。

技能実習生の日本語勉強方法・手段 ~スマホアプリを使ってみよう~

技能実習生の入国も一段落し、順調に実習も始まっていることと思います。

コロナ禍の前からもそうでしたが、やはり実習生の日本語力向上は永遠の課題です。
勉強の習慣をつけるのがなかなか難しいように思います。

8月1日に、外国人技能実習機構から無料の日本語教育アプリが配信されました。

英語、中国語、ベトナム語、インドネシア語、カンボジア語、タイ語、タガログ語、ミャンマー語の8言語に対応しています。

実習生が実際に現場で経験するシチュエーション、会話がピックアップされています。

そのシチュエーションの会話のやり取りを一通り見た後に、理解度チェックのクイズがあります。

正解すると、にっこりマークが出てきました。
会話以外にも、文章を見ながら音声も聞いて回答する単語テストもあります。

レッスンをクリアしていくと、この豆柴が変化していくのかも?

ゲーム感覚、遊び感覚で暇な時間、ちょっとした隙間時間にやってもらうのが良さそうです。
勉強した記録が残るタイプなので、巡回訪問時に随時確認することもできます。大事なのは積み重ねなので、少しづつでも勉強する習慣が身につけば…
ゲーム感覚でも、それで1つ、2つ単語を覚えてくれれば儲けものですね。

アプリをダウンロードして、最初にメールアドレスやパスワード、生年月日などの登録が必要なので、そこだけちょっと手間かな、と感じました。
気軽に勉強できるのがスマホアプリの利点なので、実習生が最初の入力を面倒くさがるかも。

監理団体も実習実施者も、日本語学習の大切さを何度も何度も伝えましょう。実習生本人にプラスになるのはもちろん、一緒に働く側、サポートする側も楽になります。