2021年 3月 の投稿一覧

帰国できないベトナム人技能実習生が大使館チャーター便で帰国するときの注意点

商用便は相変わらず減便しており、思い通り帰国できない状況が続いておりますが、特にベトナム人は母国の医療崩壊を懸念するベトナム政府の方針で、日本など外国からの受け入れを厳しく制限しております。
帰国する方法は認識する中では2つ。
(1)ベトナム政府の許可が出た人だけが搭乗可能な飛行機に乗る
(2)送出し機関などが手配するプライベートチャーター便で帰国する

今回(1)の方法で帰国した実習生がいましたので、レポートです。

・大使館HPから申し込みをする

・緊急度などの質問がありますので、おそらくそういったことを加味しているかと思いますが、当選の通知が本人にメールで届きます。
(ここまで2ヶ月以上経過していました)

・(当選当日~翌日)。当選後、すぐにチケット代を支払います。今回は95,000円程度でした。 なお、チケットの支払先は指定された旅行代理店のみです。

・(搭乗までの1週間くらい)その間に給与などの支払等、種々の調整を行います。ベトナムは予めのPCR検査は不要でした。

・(搭乗日当日)チェックインは3時間前です。搭乗までにベトナムの「健康申告書」のHPから申告を行います。

・搭乗の列は、成田空港のカウンターから北ウイングをほぼ1周くらいするくらい長い列でした(約2時間並びます)。

今回は問題なく帰国できたようです。搭乗まで1週間程度しかなくバタバタです。申込みをするところからある程度心構えが必要です。

なお、ブローカーがいるようです。代行という名前で数万円の手数料を取る人もいるようですので、実習生自身が慌てて個人手配しないよう、注意する必要があります。

技能評価試験勉強会(惣菜製造専門級)

技能評価試験合格に向け、実技勉強会を行いました。

職種は総菜製造、実技試験の作業内容は挽肉の加熱調理です。

調理の前に衛生面・安全面の確認を行いました。

調理と同様に衛生面(手洗い・マスクのつけ方)なども重要な項目。
まずはみんなで確認とお互いをチェック。

次は実際に調理をおこないました。

自信のある人からと声をかけると、みんな進んで調理を始めました。

大きなミスもなく上手にできていました。重要なところはメモをとりながら。

検定当日は緊張しなければ大丈夫!頑張りましょう。

中国人技能実習生の帰国

2月、中国人実習生5名が帰国する事になりました。
中国についてはチャーター便でなく、定期便が飛んでいます。

しかし現在、中国への渡航の際には新型コロナPCR検査とIgM抗体検査のタブル陰性証明書
(中国大使館指定のフォーマット)が必要となっております。※2月現在

証明書取得後、大使館にオンラインで「健康コード」の申請をしなければいけません。
コロナ禍での帰国は手続きが若干大変ですね。

実習生5名は前日に無事上記全て終了しました。

帰国当日は、出発時刻の3時間前に空港へ集合しました。成田空港は閑散としていましたが、
中国行きの航空カウンターはやはり長蛇の列ができていました。
1人ずつの検温や確認事項も多いため、時間がかかります・・・

出発前にみんなで記念撮影をしました。

ゲートに入り、見えなくなるまで、お見送りにいらっしゃった会社の方も実習生も
お互いに手を振り続けました。みなさんお元気で!!