2020年 1月 の投稿一覧

テトの帰国

テトではありますが、今回帰国することにした実習生がいます。
会社の制度として、1.5年経った実習生は会社費用で一時帰国をする制度があり、
それを利用して日本のお正月に一旦実家に戻りました。
そこで知ったことは、お祖父さんが亡くなっていた、お母さんの病気が進行していた、お母さんを介抱しているお兄さんも病気になっていた・・・という辛い事実でした。
お母さんから、ぜひ帰ってきてほしい、との懇願もあり、彼は残り1年を待たずして帰国することを決意し、私の方へ連絡をしてきたのでした。
本人の意志も固いことから、本日帰国となったわけです。

成田空港で、豚骨醤油ラーメンを食べて、「いい会社でした。ありがとうございました。」と言い残して、保安検査場へ消えていきました。
いまでもFacebookで連絡を取っていますよ。

とんこつ醤油ラーメン。背脂がたっぷりです。

テトに配属  

今年の東北は暖冬で
1月の配属や巡回も 雪に悩まされることはありません。
今日は一人、雨の中でしたが 元気に配属です。
第一声「先生、おめでとう!!」と言われたので
<配属の晴れの日 おめでとう> なのかと思いきや
そういえば今日からベトナムはお正月 旧正月のテト。
確かに おめでとう ですね。
配属を祝うかのように
市役所の正門には 見事な「啓翁桜(けいおうざくら)」が飾られていました。

幸先が良さそうです(*’▽’)☆彡

 

 

 

 

会社さまでのオリエンテーションが終わり
お疲れのはずなのに
帰宅する先輩に料理を作って待っていたいと言います。
お正月ですものね。
私も買い出しにお付き合いして
美味しそうな大きなイカ焼きがあったので 勧めると
Mực’(ムッ)はお正月 だめです。食べないです」と。
イカは黒い墨を吐くので、一年の運が真っ暗になるそうですよ。
来年は Bánh Chưng(バインチュン) 一緒に作ってみましょうか。
明日から 頑張ってください。

新しい在留資格「特定技能」について

先日、2019年度在留資格「特定技能」説明会に参加してまいりました。

簡単にご紹介させていただきます。

参考資料

法務省HP:新たな外国人材の受け入れ及び共生社会実現に向けた取組

(在留資格「特定技能」の創設等)

(  http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri01_00127.html)

制度概要 在留資格について

○ 特定技能1号:特定産業分野に属する相当程度の知識又は経験を必要とする技能を

要する業務に従事する外国人向けの在留資格

○ 特定技能2号:特定産業分野に属する熟練した技能を要する業務に従事する外国人向けの在留資格

特定産業分野:介護,ビルクリーニング,素形材産業,産業機械製造業,電気・電子情報関連産業,

建設,造船・舶用工業,自動車整備,航空,宿泊,農業,漁業,飲食料品製造業,外食業(14分野)
(特定技能2号は「建設」「造船・舶用工業」の2分野のみ受入れ可)

特定技能1号のポイント

○ 在留期間:1年,6か月又は4か月ごとの更新,通算で上限5年まで
○ 技能水準:試験等で確認(技能実習2号を修了した外国人は試験等免除)
○ 日本語能力水準:生活や業務に必要な日本語能力を試験等で確認(技能実習2号を修了した外国人は試験等免除)
○ 家族の帯同:基本的に認めない
○ 受入れ機関又は登録支援機関による支援の対象

特定技能2号のポイント

○ 在留期間:3年,1年又は6か月ごとの更新
○ 技能水準:試験等で確認
○ 日本語能力水準: 試験等での確認は不要
○ 家族の帯同:要件を満たせば可能(配偶者,子)
○ 受入れ機関又は登録支援機関による支援の対象外

 

「特定技能」での外国人材受け入れにご興味がありましたらお気軽にお問合せくださいませ。

休憩時間に飴ちゃんと

ベトナム人実習生の配属

先日、宮城県の会社様でベトナム人技能実習生の配属がありました。

 

入国後に1か月間、日本語学校で講習を終えていよいよ会社様へ向かいます。

初めて新幹線に乗って来たので喜んでおりました。

駅から車に乗り換えた直後に一人が何やらそわそわしている様子。

どうしたのか聞くと、「荷物を…」と上手く伝えられないのですが

どうやら新幹線に荷物を忘れたとのこと。

幸い降車駅が終着駅だったのですぐに荷物は見つかりました。

その後は役所で転入手続き、銀行への住所変更手続きをスムーズに終え

会社様へ挨拶、これから1年間暮らす寮へと到着しました。

寮では集団生活となり、また日本とは生活習慣が違う部分もあるため

近隣へ迷惑とならないようにルール、注意事項をたくさん説明します。

みんな真剣に聞いてくれていました。

ちょうど寒い時期に東北へ来ましたが、仕事・生活に慣れてくる頃には

季節も暖かくなっているでしょう。

仕事も大切ですが、休みの日は出掛けて日本文化を勉強することも

是非経験して欲しいですね。