特定技能「建設」分野の業務区分変更~できる仕事の幅が広がります~

これまで建設分野の特定技能1号は19業務区分に分かれていましたが、今回下記の3業務区分に再編・統合されました。
【土木】【建築】【ライフライン・設備】

https://jac-skill.or.jp/news/change-exam-category2022.php
これにより、特定技能外国人が従事可能な業務範囲が拡大、柔軟に仕事ができるようになりました。

例として、現在「型枠施工」で就労している特定技能外国人に新区分では同じ土木区分に含まれる「鉄筋施工」の仕事をさせることが可能になります。

土木区分の主な業務内容

もう一つ例を挙げると、「塗装」の技能実習生が特定技能1号に資格変更した場合、同じ建築区分の「内相仕上げ」の仕事をすることが可能になります。これは実習生にとって転職・就職の幅が広がることになります。

建築区分の主な業務内容
ライフライン・設備区分の主な業務内容

今回の再編に伴い、特定技能1号技能評価試験も3つの試験区分に統合されます。既に今年度中の開催も予定しているので、随時JAC(建設技能人材機構)のHPをチェックしておきましょう。

技能実習生の帰国~中国・ベトナムのPCR検査は必要?~

往来の緩和が進み、技能実習生の帰国も従来に増して増えてきたように思えます。

ベトナムは、LCCも飛び始めたことで、チケット代もかなり下がることとなりました(実習生の帰国時にはたくさんの荷物・お土産があるので、受託荷物が少ないLCCは敬遠されがちですが)。

帰国する際の検査については、中国を除いて特段厳しいものはありません。

★中国
2回のPCR検査が必要。
(1)搭乗予定日2日前の1回目検査、(2)出発時刻24時間以内の2回目検査の上で、
(3)「健康コード」の申請が必要です。検査を行う機関にも指定があります。
1回目と2回目の検査は違うところで行う必要があります。

★ベトナム
現在はPCR検査などなく、帰国できます。

今回帰国しましたのでご報告でした!

技能実習計画の認定申請が早まります

技能実習計画の認定申請については、原則として技能実習の開始予定日の6か月前から受付可能です。
しかし、水際対策の緩和により今年3月から6月に実習生の新規入国が一気に始まったため、第2号技能実習認定申請については秋以降に集中することが予想されます。
そのため特例として第2号技能実習開始予定日の8か月前から認定申請を受け付けることが、技能実習機構から発表されました。

技能実習開始予定日が近づいてから申請が集中すると、申請内容の補正や追加資料の提出が発生した場合、至急の対応が必要になったり、審査が滞るおそれがあります。審査が滞り、資格変更許可が実習開始予定日に間に合わなかった場合、実習(勤務)ができない期間が発生してしまいます。
こうした状況を避けるためにも早期の申請をしないといけません。

実習実施者様も、いつもより早い時期に監理団体より書類の準備・確認依頼をさせていただきます。
何卒ご協力をよろしくお願いいたします。

水際対策緩和へ-令和4年9月7日より-

これまで、日本へ帰国(入国)する場合はワクチン接種の有無を問わず、全ての入国者に対して、出発前72時間以内のPCR検査の陰性証明書の提示が求められていました。
今回の発表で9月7日以降の帰国(入国)は、3回目のワクチン接種が完了している場合に限り、検査証明書の提示が免除されることになりました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html#section3

有効なワクチン接種証明書は下記です。

【日本国内で発行】日本人の海外渡航からの帰国や技能実習生の一時帰国の際に持参
・日本政府または日本の地方公共団体により発行された接種証明書
⇒ワクチンパスポート(海外渡航用に発行された新型コロナウイルスワクチン接種証明書)
・日本の地方公共団体により発行された接種証明書
⇒住民接種や職域接種などで取得した接種証明書(多くの方はこちらに該当)
・日本の医療機関等により発行された接種記録書
⇒医療従事者の方が接種された際に発行される証明書

【海外で発行】技能実習生など入国する際に持参
・下記4点を満たした接種証明書
①1~3回目に接種したワクチンが下記ワクチンの種類に該当
(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ヤンセン、コバクシン、ノババックス)
②指定されたワクチンを3回接種したことが記載
③政府等の公的な機関で発行された証明書
④5点「氏名、生年月日、ワクチン名又はメーカー、接種日、接種回数」の内容が日本語または英語で記載

今回の緩和に伴い、技能実習生・特定技能のスムーズな入国、現地での採用面接の再開が進みそうですね。

技能実習生の日本語勉強方法・手段 ~スマホアプリを使ってみよう~

技能実習生の入国も一段落し、順調に実習も始まっていることと思います。

コロナ禍の前からもそうでしたが、やはり実習生の日本語力向上は永遠の課題です。
勉強の習慣をつけるのがなかなか難しいように思います。

8月1日に、外国人技能実習機構から無料の日本語教育アプリが配信されました。

英語、中国語、ベトナム語、インドネシア語、カンボジア語、タイ語、タガログ語、ミャンマー語の8言語に対応しています。

実習生が実際に現場で経験するシチュエーション、会話がピックアップされています。

そのシチュエーションの会話のやり取りを一通り見た後に、理解度チェックのクイズがあります。

正解すると、にっこりマークが出てきました。
会話以外にも、文章を見ながら音声も聞いて回答する単語テストもあります。

レッスンをクリアしていくと、この豆柴が変化していくのかも?

ゲーム感覚、遊び感覚で暇な時間、ちょっとした隙間時間にやってもらうのが良さそうです。
勉強した記録が残るタイプなので、巡回訪問時に随時確認することもできます。大事なのは積み重ねなので、少しづつでも勉強する習慣が身につけば…
ゲーム感覚でも、それで1つ、2つ単語を覚えてくれれば儲けものですね。

アプリをダウンロードして、最初にメールアドレスやパスワード、生年月日などの登録が必要なので、そこだけちょっと手間かな、と感じました。
気軽に勉強できるのがスマホアプリの利点なので、実習生が最初の入力を面倒くさがるかも。

監理団体も実習実施者も、日本語学習の大切さを何度も何度も伝えましょう。実習生本人にプラスになるのはもちろん、一緒に働く側、サポートする側も楽になります。

ベトナム人技能実習生配属

水際対策の緩和から4か月経過し、技能実習生の入国ラッシュも落ち着いてきた印象です。

入国がひと段落すると、今度は1か月の入国後講習を終えて、受入れ企業様への配属・着任ラッシュとなりました。
実習生も企業様も監理団体も全員が長く待ちわびた瞬間です。

これから日本でたくさんのことを学び、たくさん楽しい思い出も作って欲しいですね。

大人数の配属だったため、貸し切りバスで移動しました。通訳さんからの説明を真剣に聞いています。

日本にいながら帰国・旅行気分を~技能実習生、受入れ関係者にもおすすめイベント~

日本を含め、世界的に水際対策は緩和傾向にあり、技能実習生の入国も進んでいます。
現地での採用面接や海外旅行も行きやすい環境、状況にもなってきましたが、まだ少し様子を見ている人も多いのではないでしょうか。

一方で日本国内では、コロナ流行後から自粛が続いていたイベントの再開が目立ってきました。
先日も東京・代々木公園でのベトナムフェスティバルが、コロナ以前と同じ規模で開催され(昨年、一昨年は規模を縮小して開催)、約15万人が来場するほど盛況だったようです。
https://www.vietnamfes.net/

宮城県仙台市では6月末にタイフェスティバルが開催されます。
https://thaifestival-sendai.com/
こちらは昨年、一昨年とリアル開催は自粛し、オンライン上での配信イベントとして開催だったため、3年ぶりの今回は盛り上がりそうですね。
弊組合のタイ人実習生にもこのイベントを案内したので、行って楽しんできてもらいたいですね。

実際に海外には行けなくても、帰国しなくても現地の雰囲気は感じることができると思います。
実習生はリフレッシュのために、実習生受入れ関係者の方(実習実施者・監理団体)は彼らの母国・背景を感じるために、一度参加してみて欲しいですね。

感染対策は徹底した上で、このようなイベントを楽しむのも良いのではないでしょうか。

日本文化も体験してほしいですね


技能実習生手帳は保管させていますか?

以前このブログでもお伝えしましたが、技能実習生手帳がスマートフォン向けアプリとしてリリースされています。

水際対策の緩和により、技能実習生の入国も増えてきています。基本的には入国時に空港で冊子の手帳を渡されていますが、何らかのトラブルで受け取れなかった、無くしてしまったという場合は、このアプリをインストールでも問題ありません。(冊子で欲しい場合は監理団体へご連絡いただければ技能実習機構から取り寄せも可能です)

実習生が自分自身で技能実習生手帳を保管(所持)していることは、監査においての確認事項でもありますので、冊子かアプリのどちらかで保管、もしくはスマートフォンにインストールするように指導しておきましょう。

久しぶりの実習生の入国が続いており、嬉しい気持ちでいっぱいですが、法制度を再確認、思い出しながら受け入れ準備をしたいですね。

「特定技能」在留資格が1年で4万人増加!

先日、出入国在留管理庁は「特定技能」の資格で在留する(=実際に日本にいる)外国人が2022年3月末時点で6万4730人だったと発表しました。
ちょうど1年前と比べると4万人以上の増加となっています。

このうち、元々日本国内で「技能実習」や「留学」などの在留資格で滞在していて、資格変更した人が5万8217人と約9割を占めています。
コロナ禍の入国制限が続いてたことを考えると、残りの1割(6513人)が海外で特定技能試験に合格等して入国してきた、というのは数字としては多いような印象を受けます。

当初政府が想定していた、5年間で34万人の受入れにはまだまだ遠いですが、このまま水際対策が緩和され、海外からの入国が増えれば急速に近づきそうですね。

帰国困難技能実習生の特例措置(特定活動)終了へ

新型コロナウイルスの影響により、帰国が困難になっていた技能実習生に対し、技能実習修了後も在留・就労ができるように特例措置がとられていました。
しかし水際対策の緩和により、出国者が増加していることから、入管庁はこの特例措置を順次、終了していくと発表しました。https://www.moj.go.jp/isa/nyuukokukanri01_00155.html

今後、特定活動については、6月30日から11月1日までに在留期間が満了する人で、さらに滞在を希望する場合は4か月間の在留(期間更新)が認められますが、この特定活動(4月)は更新することはできません。
あくまでも帰国に必要な準備期間としての4か月間であり、その後は帰国を促していく方針です。