2019年 6月 の投稿一覧

技能検定 随時2級

技能実習3号として再び日本に来た実習生が、間もなく1年を迎えます。
技術も向上し、工場内の機械はほとんど使いこなすことができます。

先の話ですが、彼らは再来日2年目を迎たあと、帰国する前に「随時2級」の試験を受けなければいけません。
(受験申請連絡は実習機構へ 3号終了日の12ヶ月前に!)
これは合否の縛りがないのですが、どうせ受けるならきちんと勉強して受けましょうと伝えています。

この「随時2級」は検定協会の方がおっしゃるには、なかなか難しい試験のようです。
技能実習指導員の方も「この機械で時間内に出来るかなあ」と懸念しています。
今の機械は大体がデジタル、プログラミングが組み込んであり、それをすべて手動に切り替えて行うとなると、教える側も一苦労です。

しかし朗報。
検定協会の方から工場内で試験が出来ないときは、各県の「ポリテクセンター」が協力してくれるとの情報をいただきました。
県によって違いはありますが、試験会場・練習場所の提供をしてくれます(有料)
3号の彼らは、図面を見れば理解できるはず。あとは練習あるのみですね!

ハノイの技能実習生面接

ハノイの朝はまだ薄暗い明け方にもかかわらず、5時半にもなると街なかに自己流の集団体操や、買い物・朝食をしに人が集まってきます。
9時ころから始まる面接に、男性のベトナム人技能実習候補者が神妙な顔つきで会議室に2、30名集合しています。
「おはようございます!」。覚えたての日本語で元気よく挨拶して、面接会が始まります。

どこの国でも面接というものは緊張感があり、面接をする側もその空気に飲まれないようにしながら臨みます。

筆記試験、実技試験、グループ面談、個人面談などを行っていきます。
これだけ多くの候補者がいると、どうやって絞り込もうかというところにだんだんと軸は動きます。

最終的に8名の採用を行いました。
これからがんばって日本語を勉強してください。

会議室で計算問題に取り組む実習候補生たち。

会議室で計算問題に取り組む実習候補生たち。

ベトナム人実習生の帰国

先日、東北地方の会社様で技能実習2号を修了したベトナム人実習生2名が帰国致しました。
建設系職種での実習でしたが、実際の現場では2人はとても評判が良く、「あの実習生2人に来て欲しい!」と指名が入るほどでした。

明るい性格と真面目な人柄はもちろんですが、挨拶や作業後の清掃、仕事への取組姿勢など基本的な部分がしっかりできていることが評価され、現場の責任者の方から表彰までされました。

表彰状まで頂いたのですが、それが日本語とベトナム語両方で作成したものだったことには実習生の上司の方も感動しておりました。
暑いベトナムから、寒い東北地方で3年間頑張ってくれました。

今回一旦帰国し、ゆっくり休んだら、3号実習生として再び日本に戻ってくる予定です。
また会えるのを楽しみに、今はご家族との時間を大切に過ごしてください。

空港まで見送りに来てくれた友人、後輩と記念写真

技能検定試験(ビルクリーニング作業)

技能検定試験に同行してきました。職種は「ビルクリーニング」です。試験会場に到着した時はみんな緊張気味、まずは筆記試験から。

実技試験では「ベッドメイキング」が試験内容。検定に向けて何回も練習を積んできました。全員で流れや注意点の最終確認。

実技試験が終わり「どうだった?」と聞くと、全員から「大丈夫」との返事。

数日後には全員の合格証が届きました。これから2号実習へ移行します。引き続き頑張っていきましょう!

実習生の勉強会風景

小テスト実施中

小テスト実施中

月一度定期訪問する際行う勉強会です。
一方的に教えるだけではなく、随時の小テストも行われています。
今日も抜き打ちテストを実施しました。
実習生全員満点になったのは会社側も含めびっくりしています。

きっと普段でも勉強していた結果だと思います。
満点の喜びを忘れず、引き続き頑張ってください。