実習生

技能実習生の帰国~中国・ベトナムのPCR検査は必要?~

往来の緩和が進み、技能実習生の帰国も従来に増して増えてきたように思えます。

ベトナムは、LCCも飛び始めたことで、チケット代もかなり下がることとなりました(実習生の帰国時にはたくさんの荷物・お土産があるので、受託荷物が少ないLCCは敬遠されがちですが)。

帰国する際の検査については、中国を除いて特段厳しいものはありません。

★中国
2回のPCR検査が必要。
(1)搭乗予定日2日前の1回目検査、(2)出発時刻24時間以内の2回目検査の上で、
(3)「健康コード」の申請が必要です。検査を行う機関にも指定があります。
1回目と2回目の検査は違うところで行う必要があります。

★ベトナム
現在はPCR検査などなく、帰国できます。

今回帰国しましたのでご報告でした!

技能実習1号の新規入国

3月より技能実習生の新規入国が再開し、弊組合の実習生も次々と入国しております。

入国再開が決まってから一斉に現地にてビザの申請をしましたが、許可が下りるのが早かったのはインドネシア、タイ、ミャンマーで、一番待機人数の多いベトナムは許可が下りるまでに少し時間を要しました。

日本へ入国する際、2022年4月現在、ベトナムについては検疫所が準備した宿泊施設で3日間隔離の後、PCR検査で陰性確認が必要となってます。インドネシア、タイ、ミャンマーについては7日間の自主隔離または3日間の自主隔離→PCR検査で陰性確認、という流れになっております。
※ただし、政府が指定するワクチンを3回接種している場合には別要件。

長い間入国を待ちわびていたため、やっと日本へ来れたことが嬉しい様子でした。これから約1ヶ月間は入国後講習施設で学び、その後それぞれの会社へ配属となります。

日本のコロナ感染状況もまだまだ落ち着いたとは言えず、生活においてマスクは必須、外出時や食事の時なども密を避ける、大声で喋らないなど心掛けなければいけません。
慣れない生活の中さらに注意すべき事もあり大変かと思いますが、私達もこれからしっかりサポートしていきたいです。

技能実習生も日本でコロナワクチン接種できます

外国人技能実習生からも、コロナワクチン接種券が届きましたという問い合わせが増えてきました。
「日本国内に居住する外国人は、原則として接種の対象」となるため、当然技能実習生も日本で
ワクチン接種をすることができます。

厚生労働省から、各国語版の予診票や説明書も出されているので活用したいですね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_tagengo.html(厚生労働省HP)

接種予約は電話やオンラインなど自治体によって異なるようですが、実習生自身で手続きを進めるのは
難しいと思われますので、やはり監理団体や受け入れ企業側のサポートは必要です。

ワクチン接種後の副反応による体調不良などで、翌日の勤務への支障や生活のケアが必要となる
可能性も考えると、実習生が大人数いる場合は同日に全員接種するよりも複数回に分けてリスク分散
するのが良いかもしれません。

また実習生自身にもワクチンの効果や副反応があることについてしっかりと理解してもらった上で
実施したいところです。

実習生の宿舎を訪問

実習生の宿舎を訪問しました。

私達は定期的に宿舎も訪問をし、掃除やゴミの処理などきちんとできているかどうか衛生状況を確認したり、宿舎設備に問題はないかどうか(電球が切れていないか等)をチェックしております。

今回訪問した実習生の宿舎は職場から徒歩約3分くらい、静かな住宅街の中にあるアパートに住んでいます。近くにスーパーもあり、小さいですがすぐ隣に公園もあり、不自由のない環境かと思います。

何より職場から近いのはありがたいですね。

間取りは2LDK、3名で住んでいますが十分な広さもあります。(寝室は1人4.5㎡以上の確保が必要とされています。)

キッチンもキレイに掃除ができており、清潔に保たれていました。

食事はいつも自分達で作っているようです。実習生はみんなよく自炊をしています。お昼にはお弁当を作って持って行く子も多いです。

コロナ禍で騒音クレームが発生する事も時々ありますが、この3名はちゃんと周りに気遣いながら生活ができているので問題もなさそうで安心しました。

全世界からの入国が可能に

観光客を除いて、全世界からの入国を来月から一部解禁と政府は発表しました。

朝日新聞によると、政府は来月初めにも、全世界からの新規入国の受け入れを一部再開する方向で検討に入りました。

ビジネス関係者に限らず、3か月以上の中長期の滞在者を主な対象とし、観光客は除きます。ただし、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2週間待機などの条件を課し、入国枠も最大「1日1千人」程度に絞ります。

現在、世界の159か国・地域について、日本からの渡航中止を勧告し、外国人の入国は原則拒否しています。これまでは例外措置として、感染状況の落ち着いているアジアなどの16か国・地域を選び、ビジネス関係者の往来再開に向けて交渉していました。

このうちタイやベトナムなど7か国・地域との間では7月末以降、長期滞在者の往来が再開しました。これを受けた感染拡大が「現時点で見られない」ほか、欧米などの要請もあり、全世界からの入国を緩和する方向となりました。入国拒否の例外を拡大する形で、人数や条件の面で制限をかけつつ、対象の在留資格や地域を広げます。

弊組合ではタイとベトナムの新規入国技能実習生に対し、レジデンストラックを使ってビザの発給申請をしています。

入国緩和によって、母国でお待ちいただいた技能実習生たちがようやく入国できる日が見えてきました。

国勢調査が実施されます(技能実習生も対象です)

総務省より、9月14日から日本に住む全ての人を対象とした『国勢調査』が実施されます。

5年に1度実施されている為、日本人であれば「あ~今年は国勢調査かあ」と割と馴染みもありますが、実習生には「???」だと思います。

組合からも、巡回の際には案内をしておりますが、国勢調査は実習生も対象となります。(※外国籍の人でも滞在期間3ヶ月以上であれば対象)

今年度からはインターネットでの回答ができるようです。外国籍の人向けにも多言語での案内がございます。これなら実習生も問題なく回答できそうですね!

【関係リンク】
「国勢調査2020総合サイト」
○トップページ
https://www.kokusei2020.go.jp/

○調査票の記入のしかた Language support(がいこくごサポート)
https://www.kokusei2020.go.jp/household/language.html

技能実習生 レジデンストラックで入国再開へ

先日、日本政府は国際的な人の往来再開に向けた段階的な措置を発表しました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html

「タイ、ベトナムの2か国を対象に、現行の水際措置を維持した上で、追加的な防疫措置を
条件とし、出入国に例外的な枠を設ける。」というのが概要です。
これは在留資格「技能実習」も対象となっているので、やっと実習生も日本へ入国できる
可能性が高まってきました。

しかし通常の入国とは異なる条件、必要な準備なども多く定められています。
いくつか例として挙げますと
・出国前72時間以内のPCR検査、陰性証明書の提出
母国でコロナウイルスが陰性であるということは当然大前提ですね。
・入国時に空港内でPCR検査を実施、また入国後14日間は行動範囲を限定
(公共交通機関の利用不可、個室での待機)
入国前に個室管理のできる宿泊施設とそこまでの移動手段を確保していなければなりません。
・LINEアプリによる定期的な健康報告、地図アプリ等による位置情報の保存
14日間の間、事前に準備していたスマートフォン等により、毎日の報告と位置情報の保存が
義務付けられています。

実習生が無断で外出するなど、これらに違反した場合は受入れ先の企業名も公表される
リスクを伴うことを理解いただく必要があります。

上記以外にも必要な手続きや留意事項がありますので、詳しくは外務省HPをご確認ください。
弊組合へもお気軽にお問合せください。

とはいえ不確定要素もまだ多く、変更が発生する可能性もある状況です。
引き続き情報収集に努めます。

技能実習生たちの休日

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、外出の自粛を呼び掛けていました。

5月末に緊急事態宣言も解除され、3密を避けての外出を楽しんできた実習生をご紹介します。

久しぶりの外出でしたが、気候が良く、空気も新鮮でした。

今回は家から2キロほど離れた川に遊びに来ています。

涼しくて、人も少なく、釣りをするには最高です。

結果、とんでもなく大きい魚を収穫することができました。

喜びを隠せない3人の実習生でした。

大きい魚獲ったぞ!!!!!
全身泥まみれになっちゃった

※今回行ったのは漁業権の設定されていない川です。

緊急事態宣言発表直後の実習生配属

会社の前で集合写真

4月上旬、東京都では新型コロナウイルス感染症拡大により緊急事態宣言が発表されました。

そんな中、4月10日に技能実習生3名の配属となりました。
弊組合もテレワークを実施している最中でしたが、配属対応のような、やむを得ない
事情等の外出だけは許可されています。

今までの配属と比べるとやはり雰囲気が違っていました。
移動は公共交通機関を避け、自動車での配属となり、車内では密集空間となるため、
気候がまだ寒い中でも窓を開け、常に換気をするなど対策を施しました。

市役所での転入手続きはスムーズに進み、お昼ご飯を食べるときにマスクを外し、
やっと実習生3名生の顔を見ることができました。お互い顔を見せ合い笑っていた姿が
いつもより新鮮で印象に残りました。

その後会社様に向かい、無事に配属を終えることができました。

今は大変な時期ですが、これからの3年間はきっと良い思い出になるので、頑張って
技能実習に取り組んでください。

技能実習生にも適用 医療費負担軽減制度

以前にもこのブログで話に出ておりますが、技能実習生には医療費の自己負担3割分を
カバーできる保険があります。

保険料も格安なので全実習生に加入を勧めておりますが「自分は病気にならないから大丈夫」と
加入しない実習生も少なからずいるのが現状です。

そうしたときに、予期せぬ病気や大きな怪我などで入院することになったりと、医療費の負担が
大きくなる場合もあるでしょう。

しかし実習生も加入している健康保険には「高額療養費制度」という自己負担限度額を超えた場合、
その超えた分が後から払い戻しされる制度があります。

一旦は自分で医療費を支払い、後から申請することにより払い戻しを受けられるとはいえ
実習生にとってはその一時的な支払いは大きな負担です。

ですので手術、入院など高額な医療費が掛かることが分かっている場合は「限度額適用認定証」を
取得するのがベストです。

「限度額適用認定証」を病院の窓口に提示すれば、請求される医療費が高額療養費制度の
自己負担限度額までとなります。支払う医療費を減らすことができますし、あとから払い戻しを
申請する手間もかかりません。

この認定証は各健康保険の窓口に申請をすると1週間程度で発行してもらうことができます。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31709/1945-268/#gendogaku

詳しくは協会けんぽHPでご確認を。

まずは実習生には、実習生総合保険に加入してもらうのが本人にとって一番安全です。
しっかり説明し、加入に納得してもらうようにしたいですね。