技能実習生の活動報告

帰国困難による特定活動(転職事例)

このブログでも何度か取り上げていますが、コロナウイルスの影響で帰国が困難な技能実習修了者は
「特定活動(6月・就労可)」という在留資格へ変更することができます。
そうして技能実習時と同じ受入れ企業で就労を続けているケースがほとんどです。

この「特定活動(6月・就労可)」、実は技能実習時と同じ業務(もしくは関連する業務)であれば転職、
受入れ企業の変更をすることができます。つい先日、まさにこのケースが発生しました。

元々、弊組合で監理していた実習生がA社で実習を修了しましたが、帰国困難のため
「特定活動(6月・就労可)」に資格変更し就労を続けておりました。
しかし本人が、自分で見つけた企業に転職したいという強い希望により、退社することとなり、
成功を願って我々も快く送り出しましたが、数週間後に本人から助けを求める連絡が来ました。
転職先の雇用条件が、当初聞いていた内容と違ったため入社しなかったとのこと。

A社では、自分勝手な出戻りを受入れることはできなかったため、弊組合も急いで就労先を探し、
A社と同一業務のB社に受入れを相談、本人との面談も行った結果B社から了承いただくことが
できました。
資格変更(受入れ機関変更)の書類を作成、申請したところ、状況を考慮していただいたようで
1週間ほどで許可がおり、無事にB社に入社、就労することができるようになりました。

在留資格の特例措置は、頻繁に変更が繰り返されているため情報収集が欠かせません。
実習生たちにも、SNS上の情報を鵜呑みにしないように注意喚起をしていかなければいけません。

また新たな環境でスタートです

実習生の宿舎を訪問

実習生の宿舎を訪問しました。

私達は定期的に宿舎も訪問をし、掃除やゴミの処理などきちんとできているかどうか衛生状況を確認したり、宿舎設備に問題はないかどうか(電球が切れていないか等)をチェックしております。

今回訪問した実習生の宿舎は職場から徒歩約3分くらい、静かな住宅街の中にあるアパートに住んでいます。近くにスーパーもあり、小さいですがすぐ隣に公園もあり、不自由のない環境かと思います。

何より職場から近いのはありがたいですね。

間取りは2LDK、3名で住んでいますが十分な広さもあります。(寝室は1人4.5㎡以上の確保が必要とされています。)

キッチンもキレイに掃除ができており、清潔に保たれていました。

食事はいつも自分達で作っているようです。実習生はみんなよく自炊をしています。お昼にはお弁当を作って持って行く子も多いです。

コロナ禍で騒音クレームが発生する事も時々ありますが、この3名はちゃんと周りに気遣いながら生活ができているので問題もなさそうで安心しました。

特定技能と技能実習の違いの説明会

従来、技能実習2号が終了した後、帰国することと3号に進むことの、二つの選択肢しかありませんでしたが、特定技能制度が導入されたことで選択肢が増えました。

しかし、特定技能制度についてはまだ企業様も実習生も疑問が多いようです。
ビジネスプラザは登録支援機関として特定技能人材とその受入れ支援を行っています。
今回企業様から依頼され、もうすぐ技能実習2号が終わる技能実習生に今後の進路について説明会を行いました。

企業様向け資料と外国人技能実習生向けの母国語資料を配り、在留資格、制度体制、会社や登録支援機関の支援内容など説明しました。

転職の可否、家族滞在の可否、賃金、費用、寮などについて企業様や技能実習生から様々の質問に返答しました。

今後、外国人受け入れで特定技能が増えていくと思います。技能実習にも特定技能にもメリットとデメリットがあるので企業側と外国人の方が円滑で仕事ができるためにしっかり理解する必要があります。

日本語能力試験の申込みがスタートしました

2021年第1回の日本語能力試験(JLPT)の申込み受付が始まりました。

毎年2回、7月と12月に実施されていますが、昨年2020年はコロナウイルス感染拡大防止のため7月は中止となり、12月の1回しか実施されませんでした。

今年の第1回目は7月4日(日)に実施されます。申込み受付期間は、3月26日(金)~4月16日(金)17時までとなっております。

受験料ですが、今年度より改定になり6,500円となってますのでお気を付け下さい。

弊組合の実習生にはN3以上に合格したら報奨金をお渡ししてます。是非チャレンジしてほしいですね!!

技能評価試験勉強会(惣菜製造専門級)

技能評価試験合格に向け、実技勉強会を行いました。

職種は総菜製造、実技試験の作業内容は挽肉の加熱調理です。

調理の前に衛生面・安全面の確認を行いました。

調理と同様に衛生面(手洗い・マスクのつけ方)なども重要な項目。
まずはみんなで確認とお互いをチェック。

次は実際に調理をおこないました。

自信のある人からと声をかけると、みんな進んで調理を始めました。

大きなミスもなく上手にできていました。重要なところはメモをとりながら。

検定当日は緊張しなければ大丈夫!頑張りましょう。

中国人技能実習生の帰国

2月、中国人実習生5名が帰国する事になりました。
中国についてはチャーター便でなく、定期便が飛んでいます。

しかし現在、中国への渡航の際には新型コロナPCR検査とIgM抗体検査のタブル陰性証明書
(中国大使館指定のフォーマット)が必要となっております。※2月現在

証明書取得後、大使館にオンラインで「健康コード」の申請をしなければいけません。
コロナ禍での帰国は手続きが若干大変ですね。

実習生5名は前日に無事上記全て終了しました。

帰国当日は、出発時刻の3時間前に空港へ集合しました。成田空港は閑散としていましたが、
中国行きの航空カウンターはやはり長蛇の列ができていました。
1人ずつの検温や確認事項も多いため、時間がかかります・・・

出発前にみんなで記念撮影をしました。

ゲートに入り、見えなくなるまで、お見送りにいらっしゃった会社の方も実習生も
お互いに手を振り続けました。みなさんお元気で!!

テトの配属

2021年の2月12日はベトナムでは旧正月(テト)の元日です。ベトナム人にとって一番大切な一日で、家族の皆が集まってお祝いします。
そんな中、2人が家族と離れて日本にやって来ました。体験したことがないお正月ですね。

-寂しいですか?
と聞きました。

―寂しいこともありますが、これから新しい生活が始まるワクワク感と初めて会社に行く緊張感があります。

元日に食べたのはベトナム伝統的な料理ではなく、日本のうどんでした。

―おいしいです。
と言っていた1人

―醤油の味には慣れていないけど美味しいです。
と、もう1人が言います。

せっかく日本に来ているので、日本の食文化の体験も楽しんでくださいね。

午後、受入れ会社に着きました。
挨拶、雇用契約内容の再確認、会社のルール、注意事項など二人に説明した後、いよいよ明日からの仕事に欠かせない制服の試着をしました。

会社の方が丁寧に身に付ける順番を教えてくださったので、きれいに着ることができました。

感想を聞いたら、
-すぐ働きたい!
と笑顔で答えました。

この気持ちで明日から頑張りましょう。

インドネシアへの帰国

新型コロナの影響で、いろいろが混沌としておりますが、無事帰国の途についた実習生がおりました。

インドネシアから来た実習生3名がこの度無事に帰国しました。
前日PCR検査を受けて、インドネシア政府の健康調査票/eHac(座席番号不要)の入力を済ませ、搭乗となります。
通常の商用便での帰国です。
帰国後もPCR検査と5日間の隔離生活が待っているようです。

コロナで生活が思い通りにならなかったのは大変残念ですが、それなりに日本の実習生活を送ったのではないでしょうかね。

コロナが明けたら、また日本に遊びに来てください!

羽田空港はとても閑散としていました。軒並み欠航で、モノレールから降りてきたのも自分一人でした。お店もほとんどクローズしていますので買い物はあまりできません。ご注意ください。

技能検定【内装仕上げ施工】

*カーペット系床仕上げ工事作業

4名のベトナム人実習生が、随時3級の検定を受験しました。

この試験は、2色のタイルカーペットを使い、製作図を見ながら市松模様になるよう裁断をし、試験台へ敷き込み作業をします。

軸がずれないよう正確に、隙間がないよう丁寧に、そして制限時間内にテキパキと進めなければいけません。

時間よりも早く仕上がり余裕な表情の実習生もいましたが、やはり試験なので「緊張した!!」と言っていた実習生もいました。

細かい指摘をいくつか受けたものの、結果は全員合格でした♪

*ボード仕上げ工事作業

こちらも随時3級、3名のベトナム人が受験しました。

試験内容は、銅製壁下地が取り付けてある試験台に、図面に基づいてボード仕上げ作業を行います。

屋外での作業となります。寒い中での作業は大変だと心配してましたが、試験当日は幸い天気も良く、さほど寒さも気になりませんでした。

しっかり練習をしていたので試験もスムーズに進みました。終了後、検定員からもキレイにできているとお褒めの言葉を頂きましたよ!

全員合格できました。お疲れさまでした!

ベトナム人実習生ミーティング(帰国便・チャーター便状況説明会)

先日、宮城県の企業様にて実習を行っている実習生を対象にした全体ミーティングを実施しました。

こちらの企業様では現在54名のベトナム人実習生が在籍しております。
正確には既に実習期間を終了していますが、帰国するための通常便が無く帰れないため、
特定活動という在留資格で就労を続けている状態です。

人数が多いため、こうして定期的に全員を集めて業務指導や生活の注意、情報共有、
質疑応答をする機会を設けています。
コロナウイルス流行後は自粛しておりましたが、最近増えている外国人犯罪や帰国状況に
ついて不安を抱えている意見が多く出てきたため、換気とマスク、消毒を徹底し短時間の
ミーティングを実施する運びとなりました。

メインの内容は、外国人犯罪の増加と日本からベトナムへの帰国便状況です。
自分自身が犯罪の被害者にも加害者にもならないように、また疑われることの無いように
在留カードを携帯することも再度伝えました。
失踪のリスクについても話をし、帰国できるまでは今の状態を継続することが一番安全で
あることを強く説明しました。
帰国状況については、ネット上で多くの情報が飛び交い、間違った情報によって航空券詐欺の
事件も起きているため、同じことが無いように正しい情報を共有しました。
現時点ではベトナムへ帰る手段はベトナム政府手配のチャーター便しかありません。
一時はベトナム企業や送出し機関手配によるチャーター便も出たようですが、ベトナム国内の
コロナウイルス感染者増加により商用便の受入れが停止されてしまいました。

ミーティングは滞りなく終了し、全員が納得してくれていたようです。
当初の帰国予定から半年近く経過してしまっている実習生もおり、さらに延びることが
間違いない状況です。
少しでも実習生たちの不安を和らげられるように、企業様と協力しサポートを
していきたいと思います。