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帰国困難による特定活動(転職事例)

このブログでも何度か取り上げていますが、コロナウイルスの影響で帰国が困難な技能実習修了者は
「特定活動(6月・就労可)」という在留資格へ変更することができます。
そうして技能実習時と同じ受入れ企業で就労を続けているケースがほとんどです。

この「特定活動(6月・就労可)」、実は技能実習時と同じ業務(もしくは関連する業務)であれば転職、
受入れ企業の変更をすることができます。つい先日、まさにこのケースが発生しました。

元々、弊組合で監理していた実習生がA社で実習を修了しましたが、帰国困難のため
「特定活動(6月・就労可)」に資格変更し就労を続けておりました。
しかし本人が、自分で見つけた企業に転職したいという強い希望により、退社することとなり、
成功を願って我々も快く送り出しましたが、数週間後に本人から助けを求める連絡が来ました。
転職先の雇用条件が、当初聞いていた内容と違ったため入社しなかったとのこと。

A社では、自分勝手な出戻りを受入れることはできなかったため、弊組合も急いで就労先を探し、
A社と同一業務のB社に受入れを相談、本人との面談も行った結果B社から了承いただくことが
できました。
資格変更(受入れ機関変更)の書類を作成、申請したところ、状況を考慮していただいたようで
1週間ほどで許可がおり、無事にB社に入社、就労することができるようになりました。

在留資格の特例措置は、頻繁に変更が繰り返されているため情報収集が欠かせません。
実習生たちにも、SNS上の情報を鵜呑みにしないように注意喚起をしていかなければいけません。

また新たな環境でスタートです

実習修了後の退職(転職)について

ベトナムへの帰国については、
最近、変異株が猛威を振るっており、ベトナム国内でも感染者が急増し、現在も困難な状況が続いております。
技能実習が修了した場合、現時点では次の選択肢があります。

①帰国が困難な場合
「特定活動(6か月・就労可)」又は「特定活動(6か月・就労不可)」への在留資格変更
※「特定活動(6か月・就労不可)」又は「短期滞在」等就労が認められない在留資格で生計維持が困難な場合は,資格外活動許可(週28時間以内)受けて就労することも可能。
※「特定活動(6か月・就労可)」は,従前と同一の業務(注)で就労を希望する方に限ります。

②技能検定等の受検ができないために次段階の技能実習へ移行できない方
受検・移行ができるようになるまでの間,「特定活動(4か月・就労可)」への在留資格変更が可能

③実習先の経営悪化等により技能実習の継続が困難となった方(新たな実習先が見つからない場合)
特定産業分野(介護,農業等の14分野)で就労が認められる「特定活動(最大1年・就労可)」への在留資格変更が可能
なお①同様、予定された技能実習を修了した技能実習生であって,本国への帰国が困難な方も対象となります

④「特定技能1号」「技能実習3号」への移行のための準備がまだ整っていない方
移行準備の間,「特定活動(4か月・就労可)」への在留資格変更が可能

最近は①または③の実習生修了者が多くいます。
①はイメージとしては、同じ会社で技能実習と同じ業務を続けるイメージです。
③がなかなか斬新で、技能実習が終われば、帰国できない・雇用継続困難等理由は幅広く、特定技能に移行できるものとなります。そのため、いろいろなところから実習生が転職していますが、結構多くの実習生が悪いブローカーの情報で動いています。ベトナム人ブローカーが暗躍しているようで、心配しております。実際、「特定技能の仕事を紹介するから5万でいいよ」のような話が実習生のところに来ています。
ブローカーを通じて手配しないように、周りの人達が注意してほしいと思います。
できる限り知っている監理団体等を頼ってもらえると安心です。

中国人技能実習生が帰国する際の新型コロナ関連手続き(飛行機・PCR検査等)

先日、中国人技能実習生が帰国しました。

その際の手配などについてまとめます。

■前提
・現在、中国人と言えども中国への入国は制限されています。
・技能実習生も同様です。
・隔離があります。

■あらかじめ行うべきこと
・PCR検査とIgM抗体検査
 中国政府の指示により、「特定」の医療機関で検査を受け、証明書をもらっておく必要があります(2日以内)。
  ※医療機関は更新されます。最新の情報をご確認ください。
・健康コード申請
健康状態などを記入するアプリに登録・申請する必要があります。
 搭乗便によって、健康コード申請の締切時間が決められていますので、守ってください(だいたい半日前)。

■飛行機について
・搭乗できる便は決まっています。中国大使館のHPに一覧があります。※最新の情報をご確認ください。
・少ないながらも成田発の定期便はあります。この時の料金は約10万円程度でした。

■隔離について
・中国入国後に14日間の隔離があります。
・中国入国後の隔離に加えて、その次の移動先でも14日間の隔離があります。

日本語能力試験の申込みがスタートしました

2021年第1回の日本語能力試験(JLPT)の申込み受付が始まりました。

毎年2回、7月と12月に実施されていますが、昨年2020年はコロナウイルス感染拡大防止のため7月は中止となり、12月の1回しか実施されませんでした。

今年の第1回目は7月4日(日)に実施されます。申込み受付期間は、3月26日(金)~4月16日(金)17時までとなっております。

受験料ですが、今年度より改定になり6,500円となってますのでお気を付け下さい。

弊組合の実習生にはN3以上に合格したら報奨金をお渡ししてます。是非チャレンジしてほしいですね!!

帰国できないベトナム人技能実習生が大使館チャーター便で帰国するときの注意点

商用便は相変わらず減便しており、思い通り帰国できない状況が続いておりますが、特にベトナム人は母国の医療崩壊を懸念するベトナム政府の方針で、日本など外国からの受け入れを厳しく制限しております。
帰国する方法は認識する中では2つ。
(1)ベトナム政府の許可が出た人だけが搭乗可能な飛行機に乗る
(2)送出し機関などが手配するプライベートチャーター便で帰国する

今回(1)の方法で帰国した実習生がいましたので、レポートです。

・大使館HPから申し込みをする

・緊急度などの質問がありますので、おそらくそういったことを加味しているかと思いますが、当選の通知が本人にメールで届きます。
(ここまで2ヶ月以上経過していました)

・(当選当日~翌日)。当選後、すぐにチケット代を支払います。今回は95,000円程度でした。 なお、チケットの支払先は指定された旅行代理店のみです。

・(搭乗までの1週間くらい)その間に給与などの支払等、種々の調整を行います。ベトナムは予めのPCR検査は不要でした。

・(搭乗日当日)チェックインは3時間前です。搭乗までにベトナムの「健康申告書」のHPから申告を行います。

・搭乗の列は、成田空港のカウンターから北ウイングをほぼ1周くらいするくらい長い列でした(約2時間並びます)。

今回は問題なく帰国できたようです。搭乗まで1週間程度しかなくバタバタです。申込みをするところからある程度心構えが必要です。

なお、ブローカーがいるようです。代行という名前で数万円の手数料を取る人もいるようですので、実習生自身が慌てて個人手配しないよう、注意する必要があります。

特定技能外国人 どの国籍が多い?

先日、出入国在留管理庁は「特定技能」の資格で在留する(=実際に日本にいる)外国人が2020年12月末時点で1万5663人だったと発表しました。
これは2020年9月末時点の数字と比べると、3ヶ月間で6894人増加していることになります。
特定技能は2019年4月から導入された制度であることを考えると急激に増加していると言えます。
レジデンストラックによる入国が可能になった時期というのもありますが、依然としてベトナムへ帰国できない技能実習生などの外国人が特定技能へ資格変更したケースが多かったようです。

産業分野別でみると、飲食料品製造業が最も多く受入れており、農業、建設と続きます。

国籍・地域別でみると、ベトナム人が全体の6割を占めています。(9,412人)

政府が見込んでいた、5年間で34万人の受入れ人数にはまだまだ届きそうにありませんが、ここ数か月の数字をみると、制度の周知、理解が進んでいるように思います。
特定技能外国人の採用を考えている方、制度自体を知りたい方はお気軽にお問合せください。

技能実習生の入国・帰国などについてまとめ

11月30日現在の実習生入国・帰国まとめです。

■入国について
<日本から見た指定状況>
★入国拒否解除国
オーストラリア、シンガポール、タイ、韓国、中国(香港及びマカオを含む)、ニュージーランド、ブルネイ、ベトナム、台湾

★入国拒否国へ追加(2020/10/30)
ミャンマー、ヨルダン

<入国時>
★対象:全ての国からの入国者
□検疫所長が指定する場所(自宅など)で入国(検体採取日)の次の日から起算して14 日間待機する滞在場所を確保すること
□到着する空港等から、その滞在場所まで公共通機関を使用せずに移動する手段を確保すること
□入国後に待機する滞在場所と、空港等から移動する手段を検疫所に登録すること
★入国拒否国の入国者
入国した日の過去14日以内に入管法に基づく『入国拒否対象地域』に滞在歴のある方については、以下のことをお願いしています。
□新型コロナウイルスの検査を受けること
□検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で、待機すること

■技能実習生の帰国
・ベトナム
ベトナム航空は2021/2/26まで運休を発表しています。
ベトナム政府によるチャーター便の設定が月に4-5便あります。搭乗券は概ね8万から10万円程度です。
隔離は14日間、ベトナム政府指定の場所となります。費用は概ね10万円程度となっております。

・中国
日本で2重のPCR検査を行い、WECHATによる陰性証明電子認証を予め終えておく必要があります。検査費用は約3万円~。
中国への飛行機は約10万円。
隔離が14日間あり、実際に帰国した例では国内線に乗るだけでさらに14日間追加となりました。費用は5000円前後/日。