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技能実習生の技能検定(3級)

技能実習法の下で、技能実習生の技能検定随時3級・技能実習評価試験専門級の実技試験の受検が義務化となっています。
3年目の終わりである帰国直前までに受検する必要があります。
弊組合では実技試験だけではなく、卒業試験として学科試験の受検もおすすめしています。
今回受検するのは内装仕上げ施工の3名です。
3人とも日本語が上達してきて、通訳なしでも交流ができるレベルまで上がってきています。
来日当時、評価がよくなかった実習生は、今では一番できていると聞くと本当にびっくりしています。

真剣に試験注意事項を聞いています

 

実技試験を開始する前にまず注意事項を説明します。
1時間後出来上がった成果は下記の図となります。

完成です

非常によくできています。

検定員が採点している合間を使って学科試験に受けます。
試験終了後、検定員より訓示があって終了となりました。
無事に合格できることを祈ります。

技能検定 随時2級

技能実習3号として再び日本に来た実習生が、間もなく1年を迎えます。
技術も向上し、工場内の機械はほとんど使いこなすことができます。

先の話ですが、彼らは再来日2年目を迎たあと、帰国する前に「随時2級」の試験を受けなければいけません。
(受験申請連絡は実習機構へ 3号終了日の12ヶ月前に!)
これは合否の縛りがないのですが、どうせ受けるならきちんと勉強して受けましょうと伝えています。

この「随時2級」は検定協会の方がおっしゃるには、なかなか難しい試験のようです。
技能実習指導員の方も「この機械で時間内に出来るかなあ」と懸念しています。
今の機械は大体がデジタル、プログラミングが組み込んであり、それをすべて手動に切り替えて行うとなると、教える側も一苦労です。

しかし朗報。
検定協会の方から工場内で試験が出来ないときは、各県の「ポリテクセンター」が協力してくれるとの情報をいただきました。
県によって違いはありますが、試験会場・練習場所の提供をしてくれます(有料)
3号の彼らは、図面を見れば理解できるはず。あとは練習あるのみですね!

ベトナム人実習生のお宅へ家庭訪問!

前日に面接を受けた合格者のうち、1名の家庭訪問にいってきました。彼の家はナンディン省。ハノイ市から車で南に約2時間のところです。

ご挨拶の後、どんなところで働くか会社の方よりパソコンを使って説明。お昼ご飯もご馳走になってしまいました。お母様が早朝からつくってくれたお手製の「生春巻き」「揚げ春巻き」「イカ・エビの揚げ物」など食べきれないくらいの量のご馳走でした。

2年間の軍隊へ従事した後の技能実習3年間。お母さん少し寂しそうでした。ご家族に少しでも恩返しできるよう明日から頑張りましょう!

タイ人実習生配属とニックネームの話

先日、宮城県の企業様にタイ人実習生が新たに配属されました。

東京から宮城県までの移動は新幹線だったのですが、電車が大好きな2人は初めての新幹線に大興奮でした。

GWのお休み中も電車に乗ってどこかへ出掛けたいと計画を立てているようです。

この2人の実習生もそうでしたが、「微笑みの国タイ」といわれるように
タイ人の方は人当たりが良く、優しい穏やかな性格の人が多いです。
また礼儀正しく、謙虚なところも日本人に似ているので、日本の職場に溶け込みやすいような気もします。

せっかくなので今回はもう少しタイについてお話させて頂きます。
タイの特色として面白いものの1つに、ニックネームの存在が挙げられます。
あまり知られていませんが、タイ人は長い名前の方が多いのです。
良い意味の言葉を複数組み合わせて1つの名前にするので、長ければ長いほど良い名前というわけです。

しかしタイ人の間では、本名を呼び合いません。なぜなら、長くて呼びにくいから。
その結果、ニックネームが生まれます。
ニックネームは、全く本名と関係なく大切なご両親からつけられている場合が多いとのこと。

ちなみに元サッカー タイ代表のゴールキーパーに「シンタウィチャイ・ハタイラッタナクーン」さんという名前の方がいるそうです。

実習生寮の巡回 清掃

会社様を訪問し、実習生と面談した後に寮を見させていただくことがあります。

「今から寮に入るけど、いいかな?」

「はい、大丈夫です👍」

「掃除は出来ているかな?」

「いつもきれい👍」

今回見させていただいたのは、マシーン関係の工場で実習している二人の男性のお部屋です。
恐る恐るドアを開けてみると・・・
まあ 関心しました。どこもかしこもピッカピッカです。

写真はキッチンのみにしておきますが、お風呂場も寝室もゴミ一つ落ちていません。
キッチンのシンクは顔が映るほど°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
突然訪問したにも関わらず、この状況には頭が下がりました。

寮は会社さまがお借りしてくださるもの
大切に感謝して使っているんですね。
朝食もきちんと摂り、お弁当も作って来ているとのこと。
時間管理も上手なのでしょうね。

会社様にもご報告し 気持ちの良い巡回になりました。

いざ会社へ!

茨城県の日本語学校から埼玉県へ。車で2時間。

寒い朝から、緊張からかおとなしいインドネシア人3名。

車酔いも無く、無事到着。

昼食はカフェでいただきました。

会社の方へご挨拶と自己紹介、作業着を試着して今日は終了です。

 

寮は先輩2人と同じ部屋に。

新品の布団を先輩と一緒に準備します。

明日から仕事!朝早いけどがんばってくださいね。

 

技能実習生 日本語研修施設にて

技能実習生は、日本へ入国してから会社に配属までの1ヶ月間、

日本語研修施設にて入国後講習を受ける事になります。

日本語の勉強はもちろん、日本での生活に関する知識、ルールやマナーなどを学びます。

 

本日研修施設を訪ね、数日前に入国したばかりのベトナム人男性実習生12人と、

インドネシア人女性実習生3人と会いました。

みんな元気よく、一生懸命に自己紹介をしてくれました。

これから始まる日本での生活に期待でいっぱいの様子。

富士山に登りたい、ディズニーランドに行きたい、桜が見たい、など

それぞれ日本でやりたい事を話してくれました。

 

ベトナム(特にホーチミン)もインドネシアも暖かい国なので、

真冬の日本はすごく寒い!!との事。

雪を見た事がない子がほとんどなので、寒さは辛いけど

雪が降るのを楽しみにしているそうです。

 

これから1ヶ月間、しっかり勉強を頑張ってほしいです。

早く日本での生活に慣れるように、私達もフォローしていきたいと思っています。

 

ベトナムのバイク事情

先日、とある企業様の採用面接のためベトナムに行って参りました。

ベトナムの通勤風景です。

ラッシュの時間帯は過ぎているので道路は空いていますが

バイクの数は日本と比べて明らかに多いですね。

なんとベトナムでは50cc以下のバイク(日本の原付)は免許不要で誰でも

運転することができます。

ですが多くは100cc以上のバイクに乗っている人がほとんどです。

当然免許が必要になりますが、無免許で運転している人も多数いるとのこと。

捕まらないの?と思いますが、もちろん捕まることがあります。

捕まってしまった場合、罰金を支払うよりも、捕まえた警察官にお金を払うことで

見逃してもらうことがほとんどだそうです。

3人乗り、4人乗りもよく見かけますが、子供は2人までは乗車人数に

含まれないというルールもあります。

日本とは違うルール、道路交通法はたくさんありますね。

 

現地の通訳の方に教えてもらったことなので、これが全て正確かどうかは

わかりません。

なにしろ自分で運転して捕まっても「今なんで捕まったんだろう?」と

疑問に思いながらお金を払っているそうですから…

ベトナム人実習生 技能検定基礎級

年の瀬となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

平成最後の12月、良い形で締めくくりたいですね。

 

今回は、ベトナム人実習生の技能検定に行ってまいりました。

説明を受ける実習生たち①

 

内装仕上げ施工(プラスチック系床仕上げ)の基礎級試験です。

過去には内装仕上げ施工カーペット仕上げボード仕上げの模様もお伝えさせていただきました。

基礎級とはいえ一筋縄ではいきません。限られた材料で綺麗に仕上げる工夫が必要です。

 

説明を受ける実習生たち②

 

 

 

 

 

 

試験で使用する作業工具の名称は日本人でも知らないものが多かったです。異国の言葉を学びながら専門技術も学ぶ実習生は大変です。

プロの手さばきでした

みんな真剣に取り組み、制限時間内に作り終えることができました!

素人目には違いがわかりません…

試験後の講評でベテランの方よりブラスチック系床仕上げのコツを教わっていました。実習でも活かせるといいですね。

寒くなりますが、体に気を付けて過ごしてください。

 

ベトナム出張

先日、ベトナム出張に行ってまいりました。
ホーチミン到着後、打合せ・視察を終え、翌日は実習生の面接を行いました。

面接2面接

 

3日目は、実習生の家庭訪問。

とても素敵な家族でした。

面接4

今回の家庭訪問で実習生が大切に育てられたのもよく分かり、

そんな実習生をお預かりし、監理団体としてサポートをしていくことの責任の重さを改めて痛感いたしました。

面接合格に喜ぶ家族を見ていると、こちらもうれしくなりましたが、と同時に身の引き締まる思いで一杯になりました。