ベトナム

Chúc mừng năm mới~旧正月(テト)~

Chúc mừng năm mới!(あけましておめでとうございます!)

2023年の旧正月は1月22日です。ベトナムでは「テト」、中国では「春節」と言いますね。
ちなみに今年のベトナムの干支は猫です。

技能実習生の出身国は、旧暦を採用している国が多いため、日本にいる実習生も今の時期はお祭りムードです。
友人同士で集まってパーティーもしますので、近隣への騒音配慮や後片付け(ごみの分別)についても、しっかりと注意喚起をしておきたいところです。


弊組合の実習生もテトを前に一時帰国をする人が多く、12月中は対応で少し忙しい日が続いておりました。
国際的な往来が再開してから初めてのテトです。ゆっくり家族との時間を過ごしてリフレッシュし、また実習を頑張って欲しいですね。


技能実習生の帰国~中国・ベトナムのPCR検査は必要?~

往来の緩和が進み、技能実習生の帰国も従来に増して増えてきたように思えます。

ベトナムは、LCCも飛び始めたことで、チケット代もかなり下がることとなりました(実習生の帰国時にはたくさんの荷物・お土産があるので、受託荷物が少ないLCCは敬遠されがちですが)。

帰国する際の検査については、中国を除いて特段厳しいものはありません。

★中国
2回のPCR検査が必要。
(1)搭乗予定日2日前の1回目検査、(2)出発時刻24時間以内の2回目検査の上で、
(3)「健康コード」の申請が必要です。検査を行う機関にも指定があります。
1回目と2回目の検査は違うところで行う必要があります。

★ベトナム
現在はPCR検査などなく、帰国できます。

今回帰国しましたのでご報告でした!

日本にいながら帰国・旅行気分を~技能実習生、受入れ関係者にもおすすめイベント~

日本を含め、世界的に水際対策は緩和傾向にあり、技能実習生の入国も進んでいます。
現地での採用面接や海外旅行も行きやすい環境、状況にもなってきましたが、まだ少し様子を見ている人も多いのではないでしょうか。

一方で日本国内では、コロナ流行後から自粛が続いていたイベントの再開が目立ってきました。
先日も東京・代々木公園でのベトナムフェスティバルが、コロナ以前と同じ規模で開催され(昨年、一昨年は規模を縮小して開催)、約15万人が来場するほど盛況だったようです。
https://www.vietnamfes.net/

宮城県仙台市では6月末にタイフェスティバルが開催されます。
https://thaifestival-sendai.com/
こちらは昨年、一昨年とリアル開催は自粛し、オンライン上での配信イベントとして開催だったため、3年ぶりの今回は盛り上がりそうですね。
弊組合のタイ人実習生にもこのイベントを案内したので、行って楽しんできてもらいたいですね。

実際に海外には行けなくても、帰国しなくても現地の雰囲気は感じることができると思います。
実習生はリフレッシュのために、実習生受入れ関係者の方(実習実施者・監理団体)は彼らの母国・背景を感じるために、一度参加してみて欲しいですね。

感染対策は徹底した上で、このようなイベントを楽しむのも良いのではないでしょうか。

日本文化も体験してほしいですね


技能実習生の面接について

コロナ禍のため、なかなか新規の実習生採用面接が出来ない状況が続いております。

今現在受け入れている実習生が期間満了を迎えている会社様も多く、早く次の実習生の受け入れに向けて面接をしたい、というご要望を多く頂いております。

オンラインでの面接も可能ですが、やはり直接本人と会う、対面での現地面接を希望される会社様が多数です。しかし依然として国内外のコロナ感染状況は落ち着いたとは言い難く、海外渡航はまだ控えていただきたいのが正直なところです。

特に採用面接の問い合わせが多い2国について、簡単に現状をお伝え致します。

★ベトナム

ベトナムの保健省が今月15日に発表したガイダンスによると、出国前72時間以内にPCR検査を実施し、陰性が確認できていれば入国後の隔離はなくなるようです。また、渡航(入国)のためのビザも、一部の国に限りますが不要となりました(※日本もビザ不要の対象国です)。

このように、現地での面接も可能になりそうな動きは進んでおりますが、ベトナム国内のコロナ新規感染者数は未だ増加傾向にあります。もう少し様子を見た方がいいかもしれません。

日本にいながらオンラインでの面接であれば実施は可能です。
しかし、大人数の候補者を一箇所に集めるという事が地域によってはNGのため、小人数ずつに分けて実施するか、もしくは各家庭(個人のスマホ等)と繋いでの面接という形で実施となります(今月もこの形式で実際に面接を行っている会社様もございます)。

★インドネシア

渡航のためにはビザ取得が必要。現地到着後、隔離1日あり。※ワクチン2回接種済みの場合、隔離後に自費でPCR検査することが条件。

2022/3/16時点では、外務省海外安全情報にて感染症危険情報レベル3(渡航中止勧告)が出ております。危険情報レベルが下がらない限りは、渡航は見合わせた方がいいのかと思います・・・。
インドネシアもオンラインでの面接は可能です。送り出し機関に候補者を集めて実施する事ができます。

今後も現地情報が更新され次第、このブログでもお伝えしていきたいと思います。

日本-ベトナム間の定期便再開 実習生が帰国しやすくなりました

2022年1月1日から、日本とベトナム間の定期便の運航が再開されました。

◇ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines):ハノイ/ホーチミン~東京間で週3往復
◇ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air):ハノイ/ホーチミン~東京間で週1往復
◇日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA):東京~ハノイ/ホーチミン間で2社合わせて週4往復以内
当面は、週8往復の運航を予定しています。

ベトナム入国後の隔離については、
◇ワクチン接種済みまたは感染して回復済みの場合は3日間の隔離
◇ワクチン未接種または接種未完了の入国者は7日間の隔離
隔離期間も短いため、費用面でも以前より帰国しやすくなりました。

しかしベトナム国内では、コロナウイルスの新規感染者数は未だに1日1万5000人前後を推移している状況です。
観光客受け入れによる経済活動の活発化、テト(旧正月)に向けた国外在住ベトナム人の帰国のための運航再開ですが、少し心配ですね。
弊組合でも、1月以降に帰国済み、または帰国を予定している実習生がおりますが、コロナ感染リスクも帰国後の就職先があるのかも、心配は多いです。

コロナ禍での帰国

先日、ベトナム人実習生が一名帰国しました。

定期便が飛んでいない状況ですが、ベトナムにいる家族の体調が優れず、長い間帰国のタイミングを待っていました。ようやく帰れることになり一安心です。

実習生を迎えに寮へ行くと、会社の方がお見送りに来てくださっていました。

「ベトナムに帰っても健康に気を付けて頑張ってね。」と言葉をかけてもらい、実習生からも3年間のお礼を伝え、「頑張ります!」と笑顔で約束しました。

成田空港へ着くと、人はほとんどおらず閑散としていましたが、実習生の乗る便のチェックインカウンターにだけ長い行列ができていました。

行列を見越して3時間以上前に到着したにもかかわらず、並べたのは列の最後のほう。結局チェックインできるまで3時間以上かかりました。この時期の帰国の際は、かなり早めに行動したほうがよさそうです。

▲二つ隣のカウンターまで列が続いています。

▲チェックインの際にはフェイスシールドや防護服が手渡され、搭乗の際に着用します。

チェックインを待つ間、日本での生活について聞いてみると、大阪への旅行や、登山をした経験について話してくれました。3年間という短い間で、うち1年以上はコロナで自粛の実習期間となってしまいましたが、楽しい思い出もできたようでよかったです。

次回日本へ来た際は、行けなかったと言っていた北海道や富士山へ行って、日本を満喫してほしいです。

▲出国ゲートに向かう際、入り口のスタッフさんに会釈をしていた姿が印象的でした。

ベトナムに到着してからは、28日間の隔離生活となり、約1カ月後にようやく家族に会うことができます。

帰国前も、そして帰国後も、イレギュラーが多くたいへんですが、健康で無事に到着できたようで安心しました。ふるさとで、おいしいものを食べてゆっくり休んでください!

チャーター便にてベトナムへ帰国

ベトナム行きの飛行機はまだ通常運行していないため、現在不定期のチャーター便のみとなっております。搭乗希望者は大使館のHPより申込みをします。

今回帰国する事になった実習生は、搭乗日2日前にチャーター便に当選したとの連絡が入りました。
バタバタで帰国準備です・・・急いで航空券代の支払いをし、ベトナム到着後14日間の隔離施設の予約も自分で手配が必要となります。

帰国当日。成田空港10:00発のため、余裕を持って3時間前の7:00にカウンターに行きましたが、既に長蛇の列!!そしてみんな大荷物を抱えています。

なかなか列も前に進まず、カウンターでの手続きまでに1時間以上もかかりました。

ずっと帰国を待っていたので、やっと帰国できる事になり実習生も安堵の表情を浮かべて、元気にゲートへ入って行きました。日本での実習お疲れ様でした!

全世界からの入国が可能に

観光客を除いて、全世界からの入国を来月から一部解禁と政府は発表しました。

朝日新聞によると、政府は来月初めにも、全世界からの新規入国の受け入れを一部再開する方向で検討に入りました。

ビジネス関係者に限らず、3か月以上の中長期の滞在者を主な対象とし、観光客は除きます。ただし、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2週間待機などの条件を課し、入国枠も最大「1日1千人」程度に絞ります。

現在、世界の159か国・地域について、日本からの渡航中止を勧告し、外国人の入国は原則拒否しています。これまでは例外措置として、感染状況の落ち着いているアジアなどの16か国・地域を選び、ビジネス関係者の往来再開に向けて交渉していました。

このうちタイやベトナムなど7か国・地域との間では7月末以降、長期滞在者の往来が再開しました。これを受けた感染拡大が「現時点で見られない」ほか、欧米などの要請もあり、全世界からの入国を緩和する方向となりました。入国拒否の例外を拡大する形で、人数や条件の面で制限をかけつつ、対象の在留資格や地域を広げます。

弊組合ではタイとベトナムの新規入国技能実習生に対し、レジデンストラックを使ってビザの発給申請をしています。

入国緩和によって、母国でお待ちいただいた技能実習生たちがようやく入国できる日が見えてきました。

帰国困難者 ベトナムSOS便 その2

ベトナムSOS便で帰国した実習生から報告をいただきました。

離陸前、成田空港で写真の防護服を配布され、これで飛行機に乗ったそうです。
もちろんCAさんも防護服です。

飛行機は換気が良いと聞きますが、やはり暑かったようですよ。

ベトナムへ到着後はバスに乗り、専用の隔離施設へ。

前回写真を載せましたが、敷地内は広く、環境はよさそうですね。

お部屋の様子です。

食事は まあ バランスは良さそうですが・・・

2週間経過後は 家族に迎えに来てもらい 無事帰還しました。

お疲れ様、本当に。

技能実習生 レジデンストラックで入国再開へ

先日、日本政府は国際的な人の往来再開に向けた段階的な措置を発表しました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html

「タイ、ベトナムの2か国を対象に、現行の水際措置を維持した上で、追加的な防疫措置を
条件とし、出入国に例外的な枠を設ける。」というのが概要です。
これは在留資格「技能実習」も対象となっているので、やっと実習生も日本へ入国できる
可能性が高まってきました。

しかし通常の入国とは異なる条件、必要な準備なども多く定められています。
いくつか例として挙げますと
・出国前72時間以内のPCR検査、陰性証明書の提出
母国でコロナウイルスが陰性であるということは当然大前提ですね。
・入国時に空港内でPCR検査を実施、また入国後14日間は行動範囲を限定
(公共交通機関の利用不可、個室での待機)
入国前に個室管理のできる宿泊施設とそこまでの移動手段を確保していなければなりません。
・LINEアプリによる定期的な健康報告、地図アプリ等による位置情報の保存
14日間の間、事前に準備していたスマートフォン等により、毎日の報告と位置情報の保存が
義務付けられています。

実習生が無断で外出するなど、これらに違反した場合は受入れ先の企業名も公表される
リスクを伴うことを理解いただく必要があります。

上記以外にも必要な手続きや留意事項がありますので、詳しくは外務省HPをご確認ください。
弊組合へもお気軽にお問合せください。

とはいえ不確定要素もまだ多く、変更が発生する可能性もある状況です。
引き続き情報収集に努めます。