技能実習生ニュース

ベトナム人技能実習生入国・帰国に関する新型コロナ情報まとめ20211216

オミクロン株の影響で一度入国に向けて進みだしたところが止まるなど、新型コロナウイルスの状況は時々刻々と変化しております。
現時点での入国・帰国情報をまとめておきますので、ご参考とされてください。

■日本への入国
※現在は下記内容のすべては停止中(当初の政府発表では12月末に見直し予定)
・入国申請には、厚労省ERFS(エルフス https://entry.hco.mhlw.go.jp/ )から申請する。
・申請主体は受け入れ企業。
・受け入れ企業は、申請や入国後の管理を「監理団体」に委託することができる(業務委託契約要)。
・一般監理団体だけではなく、条件を満たせば特定監理団体も可能。
・ワクチンを接種していたとしても、3日目の行動制限緩和はなし(技能実習生・留学生)。
・ワクチン接種済みの場合、10日目にPCR検査で陰性の場合、行動制限緩和となる。
・それ以外の場合は、14日間の自主隔離となる。
・ワクチンは、日本で認められているファイザー・アストラゼネカ・モデルナの3種類に限られる。
・入国前に本人誓約書・PCR検査・入国14日前の検温が必要。またMySOS/COCOA等のアプリインストールも求められる。

■入国後
・ビデオ電話や電話が1日数回かかってくるので位置情報と背景を入れた本人の顔を送信する。

■帰国
・12月15日から東京⇔ハノイ・ホーチミンの定期便が運航開始。一日あたり14,000人の入国制限あり。
・2022年1月1日からは制限人数40000人までに引き上げられる。
・現時点でワクチン接種証明があれば原則10日、なければ14日間の隔離期間がある。
・今後、ワクチン接種証明があれば隔離期間が緩和、自宅隔離10日になる予定。
・飛行機代・隔離代込みで概ね20万円~24万程度。

ベトナム国内では1日16,000人程度の新規感染者が発生しています。関係される方は今後の推移を見守る必要があります。

「新たな水際対策強化に係る新たな措置(19)について」を読み解く

11月8日に入国のための手続き方法が開示されました。以下簡単にですが記してみます。

  1. まず最初にやるべきこと
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00318.html 
    ↑ここを見る(新たな水際対策強化に係る新たな措置(19)について)

  2. COEの作成日(発行日)をみて、申請可能月を確認。※COE=在留資格認定証明書

  3. 技能実習・特定技能の職種を管轄する省庁、申請先Emailアドレスを調べる。
    (上記URLの「業所管省庁 申請関係窓口」)

  4. 【様式2】誓約書の本人自署部分、【様式4】入国者リストの名前・Email(各自作る)、パスポート写し、を送り出し機関に依頼。

  5. ↑↑↑ 依頼中に、待機施設住所(入国後14日間の)、ビザ申請日・入国日をざっくり決め、便名を確認。

  6. 【様式1】申請書【様式2】誓約書【様式3】活動計画書【様式4】入国者リスト、技能実習計画認定通知書の写し、COEの写しをまとめて、各省庁へ申請。

★★★★★要領・Q&Aに書いてない情報★★★★★

変更ありきの申請なので、待機施設、ビザ申請希望日、入国予定日、便名などなど暫定でOK
もし、申請と実際が異なったら、申請先の省庁に電話かメールで連絡する
誓約書以外の書類は、エクセルのままでOK

11/11 農林水産省 経営局就農・女性課より 回答

まだ職種によっては、どこの省庁が担当するか相談中のところもあります。
また電話が全く繋がらない省庁もありますが、まずは書類を集め準備をどんどん進めていきましょう。

技能実習生・特定技能人材の入国が近づいてきてます!

技能実習修了後の帰国困難から、異業種の特定技能を希望している場合

技能実習を修了した技能実習生が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に伴い帰国ができずにそのまま従前の企業に留まり働くケースは多いです。ただ、技能実習で身に着けた業種とは別の業種に転職したい、という希望を持っている元実習生も少なくありません。
未経験者歓迎!という企業様には朗報です。
令和2年9月7日付けで、特定技能の業務に必要な技能を身に付けるための特別な準備期間として「特定活動(最大1年・就労可)」への在留資格変更許可申請を行うことができるようになりました。

未経験者でも、日本で技能実習を修了していますので3年または5年の日本語力があります。企業様の協力のもと、試験準備をしていただければ十分合格は可能です。現実に、技能実習2号中に試験に合格し、転職活動をしている実習生も増えているくらいです。

各分野の試験情報は下記出入国在留管理庁のホームページでご確認ください。https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri01_00130.html

技能実習生の最低賃金確認はお済みですか?

間もなく10月。毎年10月には最低賃金が改定になります。
昨年はコロナ禍によりほぼ据え置きとなりましたが、今年は平均で約28円上がります。

外国人を雇う場合であっても、最低賃金を遵守する必要がありますので、各企業の事業所や雇用場所の最低賃金の確認が必要です。

技能実習制度上、最低賃金の上昇に伴う賃金の変更は、強行法規のため、軽微変更届出書は不要とされていますが、雇用契約など労使間の文書確認は行っておいたほうが後々スムーズです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

ビジネスプラザに遊びに来た実習生フオンくん

技能実習生の住環境整備で優良企業へ

8月1日に技能実習制度の運用要領の一部が改訂されました。
https://www.otit.go.jp/files/user/%E4%BB%A4%E5%92%8C3%E5%B9%B48%E6%9C%881%E6%97%A5%E4%B8%80%E9%83%A8%E6%94%B9%E6%AD%A3.pdf

実習生の寮・宿舎において、全実習生に個室を確保すること、感染症予防対策を徹底することが優良要件適用申告書上で加点項目となりました。
※感染症予防対策とは、「毎日の検温」「アルコール消毒液の設置」「アクリル板やビニールカーテンの設置による飛沫対策」等とされています。

個室については、プライベートの確保によって実習生同士のトラブルを避けられるので、企業様にも是非取り組んでいただきたいですね。

2021年10月から、優良要件の採点は新配点(150点満点)に切り替わり(10月までは旧配点と新配点のどちらか選択可能)、技能検定の合格率が点数表でかなり大きな割合を占めています。合格率が芳しくない場合は、今回の改正による加点部分をしっかり拾っていきたいところです。

ベトナムへの帰国チャーター便の状況

東京オリンピックTOKYO2020の華やかさと対照的にロビーに人影はまばらです。

最近、ベトナム国内では新型コロナデルタ株のまん延が進み、新規感染者数が過去最高を示しています。国内の医療崩壊を懸念するベトナム政府により、現在も変わらず、通常便の運航は制限されたままとなっています。

最近は、

・3週間くらい前に飛行機の案内がある(以前は1週間前など)。
・金額は飛行機代12~13万円、隔離費用が15~16万円、その他手数料が3~4万円。
・飛行機の出発日が2週間くらい前に変更されることがある。
となっています。

スケジュールとしては、
・出発3~5日前にPCR検査(陰性証明:英文)が必要。3日前までにメールでの提出も必要とされました。
・誓約書を2部書き、あらかじめ写真撮影。原紙はベトナムに持っていきます。
・1日前に、健康申告サイトで登録を済ませます(代理店に写真を送りました)。
・ベトナムでの隔離期間は、現在14日間(最近まで21日だった)。

このような措置をして、飛行機に乗ることができました。比較的頻繁にチャーター便への搭乗方法が変わりますので、ご注意ください。

実習修了後の退職(転職)について

ベトナムへの帰国については、
最近、変異株が猛威を振るっており、ベトナム国内でも感染者が急増し、現在も困難な状況が続いております。
技能実習が修了した場合、現時点では次の選択肢があります。

①帰国が困難な場合
「特定活動(6か月・就労可)」又は「特定活動(6か月・就労不可)」への在留資格変更
※「特定活動(6か月・就労不可)」又は「短期滞在」等就労が認められない在留資格で生計維持が困難な場合は,資格外活動許可(週28時間以内)受けて就労することも可能。
※「特定活動(6か月・就労可)」は,従前と同一の業務(注)で就労を希望する方に限ります。

②技能検定等の受検ができないために次段階の技能実習へ移行できない方
受検・移行ができるようになるまでの間,「特定活動(4か月・就労可)」への在留資格変更が可能

③実習先の経営悪化等により技能実習の継続が困難となった方(新たな実習先が見つからない場合)
特定産業分野(介護,農業等の14分野)で就労が認められる「特定活動(最大1年・就労可)」への在留資格変更が可能
なお①同様、予定された技能実習を修了した技能実習生であって,本国への帰国が困難な方も対象となります

④「特定技能1号」「技能実習3号」への移行のための準備がまだ整っていない方
移行準備の間,「特定活動(4か月・就労可)」への在留資格変更が可能

最近は①または③の実習生修了者が多くいます。
①はイメージとしては、同じ会社で技能実習と同じ業務を続けるイメージです。
③がなかなか斬新で、技能実習が終われば、帰国できない・雇用継続困難等理由は幅広く、特定技能に移行できるものとなります。そのため、いろいろなところから実習生が転職していますが、結構多くの実習生が悪いブローカーの情報で動いています。ベトナム人ブローカーが暗躍しているようで、心配しております。実際、「特定技能の仕事を紹介するから5万でいいよ」のような話が実習生のところに来ています。
ブローカーを通じて手配しないように、周りの人達が注意してほしいと思います。
できる限り知っている監理団体等を頼ってもらえると安心です。

中国人技能実習生が帰国する際の新型コロナ関連手続き(飛行機・PCR検査等)

先日、中国人技能実習生が帰国しました。

その際の手配などについてまとめます。

■前提
・現在、中国人と言えども中国への入国は制限されています。
・技能実習生も同様です。
・隔離があります。

■あらかじめ行うべきこと
・PCR検査とIgM抗体検査
 中国政府の指示により、「特定」の医療機関で検査を受け、証明書をもらっておく必要があります(2日以内)。
  ※医療機関は更新されます。最新の情報をご確認ください。
・健康コード申請
健康状態などを記入するアプリに登録・申請する必要があります。
 搭乗便によって、健康コード申請の締切時間が決められていますので、守ってください(だいたい半日前)。

■飛行機について
・搭乗できる便は決まっています。中国大使館のHPに一覧があります。※最新の情報をご確認ください。
・少ないながらも成田発の定期便はあります。この時の料金は約10万円程度でした。

■隔離について
・中国入国後に14日間の隔離があります。
・中国入国後の隔離に加えて、その次の移動先でも14日間の隔離があります。

特定技能(建設)について

当組合では、特定技能の建設の新規支援は行っておりませんが、まとめてみました。

  • 条件
    1. 建設業の許可を持っていること
    2. 建設キャリアップシステムを導入すること
    3. 建設業界団体に加入すること
  • 費用について
    • 上の2,3については費用が発生します。
      • 建設キャリアップシステム
        • 事業者:1社あたり5年有効 48,000円(資本金2千万から5千万の場合)
        • 技能者:1名あたり9年有効 2,500円
        • 管理者ID:1名1年有効 11,400円
        • 現場利用:1回1名分 10円
      • 建設業界団体(ここではJACに賛助会員として加入した想定)
        • 事業者:1社1年 240,000円
        • 外国人:1名1ヶ月 12,500円(技能実習2号からの場合)

など、となっております。

条件は他にもあります。

  • ハローワークに求人票が出ていること(1年以内)
  • 同等経験の日本人の賃金台帳等
  • 日本人と同等の給与以上を月給で支払う。
  • 昇給計画
  • 就業規則/賃金規程

などをあらかじめ準備しておくとよいと思います。

チャーター便にてベトナムへ帰国

ベトナム行きの飛行機はまだ通常運行していないため、現在不定期のチャーター便のみとなっております。搭乗希望者は大使館のHPより申込みをします。

今回帰国する事になった実習生は、搭乗日2日前にチャーター便に当選したとの連絡が入りました。
バタバタで帰国準備です・・・急いで航空券代の支払いをし、ベトナム到着後14日間の隔離施設の予約も自分で手配が必要となります。

帰国当日。成田空港10:00発のため、余裕を持って3時間前の7:00にカウンターに行きましたが、既に長蛇の列!!そしてみんな大荷物を抱えています。

なかなか列も前に進まず、カウンターでの手続きまでに1時間以上もかかりました。

ずっと帰国を待っていたので、やっと帰国できる事になり実習生も安堵の表情を浮かべて、元気にゲートへ入って行きました。日本での実習お疲れ様でした!